インターネットやスマートフォンの普及によって、消費者の買い物の方法は大きく変わってきました。なかでも簡単便利で手軽なネットショップは、その規模も種類も多様化しています。そんなネットショップの一つの形態として関心が高まりつつあるのが「無在庫販売」です。
無在庫販売は在庫を持たずに販売をするという物販ビジネスの手段の一つです。在庫を持つ必要がないということは、仕入れの資金や不良在庫を抱える心配なく物品販売を行うことができるため、主に個人事業主や小規模事業者に適した方法といえるでしょう。
「無在庫販売ってなに?」「転売って違法じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。初心者向けのショップサイトなども存在していますので、手軽に始められるビジネスである一方、無在庫販売にはリスクやデメリットもあります。本日は、無在庫販売の基礎や始め方から注意点まで、幅広く解説していきます。
目次
① 無在庫販売とはどのようなもの?
② 無在庫販売と有在庫販売の違い
③ 無在庫ネットショップを運営する3つの手法
④ ネットショップでの無在庫販売の流れ
⑤ 無在庫ネットショップの注意点
⑥ 無在庫販売に対応しているネットショップ
⑦ 無在庫ネットショップで使える仕入れ先
⑧ 信頼されるネットショップになるための4つのポイント
無在庫販売とはどのようなもの?
無在庫販売とは、在庫を持たずに商品を販売する形態です。注文が入った時点で外部メーカーや卸売業者に発注し、場合によってはそのまま発送まで依頼できるため、梱包・発送の手間を省けます。
販売形態としては古くから存在しており、完全受注生産やオーダーメイド品もその一例です。在庫を抱えないため初期費用を大幅に抑えられ、大型家具や高単価商品など個人では扱いにくい商材にも対応できる点が特徴です。
一方で、取り組むうえでの注意点もあります。特徴とリスクをしっかり理解したうえで始めましょう。
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無在庫販売と有在庫販売の違い
ネットショップの販売形態には大きく分けて「無在庫販売」と「有在庫販売」の2種類があります。その違いは在庫を持つか持たないかということです。両者それぞれの特徴とメリットとデメリットを理解し、適切な方法を選択していくことが大切です。
◆無在庫販売と有在庫販売の比較
| 無在庫販売 | 有在庫販売 | |
|---|---|---|
| 在庫保有 | 不要 | 必要 |
| 初期費用 | 低い(仕入れ不要) | 高い(事前仕入れが必要) |
| 配送スピード | 遅くなりやすい | 比較的速い |
| 品質管理 | 難しい(手元に商品なし) | しやすい(自社で検品可) |
| 不良在庫リスク | ほぼなし | あり |
| 在庫切れリスク | 仕入れ先次第で発生しうる | 少ない(自社管理) |
| 商品の差別化 | 難しい(同一商品が多い) | しやすい(独自の品揃え) |
| 仕入れコスト | 一点ずつになりがち | まとめ買いで安くなる場合も |
| 必要スペース | 不要 | 倉庫・保管場所が必要 |
両者の特徴(メリット・デメリット)について詳しく解説いたします。
無在庫販売の特徴
前述の通り、無在庫販売は、お客様から注文を受けてから仕入れを行い、お客様のもとへ届けるため、在庫を持たずにビジネスを展開できることが大きな特徴です。仕入れた商品の検品や梱包、発送については自身で行う以外にも仕入れ先に依頼したり外注したりする方法があります。
メリット
最大のメリットは、仕入れリスクと在庫管理の手間・コストを省ける点です。注文が入ってから仕入れるため不良在庫が発生せず、売れれば必ず差益を得られます。
保管スペースも不要で場所を選ばず運営でき、仕入れ先からの直送にすれば検品・梱包・発送の手間も削減可能です。その分、商品紹介やキャンペーン企画など、売上に直結する業務に集中できます。
デメリット
受注後に発注するため、商品到着までに時間がかかります。仕入れ先が海外の場合はさらに遅延が生じやすくなります。また、直送では事前の品質確認ができないため、低品質商品の誤配送やクレームにつながるリスクがあります。
さらに、受注後に仕入れ先で在庫切れが判明した場合はキャンセル対応を余儀なくされ、販売機会の損失とショップの信用低下を招きます。複数仕入れ先の在庫状況を常に把握する仕組みづくりが欠かせません。
有在庫販売の特徴
有在庫販売は、メーカーや卸売業者から仕入れた商品を販売するため、自社のイメージにあった商品を取りそろえて販売できることが大きな特徴です。
自社で在庫を保管、管理し、お客様から商品の注文を受けてから検品と梱包をして発送するため、商品の仕入れからお客様の手元に届けるまでを自社で一元管理していることが多い販売形態です。
メリット
最も大きなメリットは、在庫切れのリスクが少ないため、素早くお客様の手元に届けることができる点でしょう。自社で検品から発送まで担えば、品質に対する心配もありません。
大量に仕入れる場合は、送料無料やまとめ購入割引などによって、無在庫販売よりも仕入れが安くなることもあります。前もって商品を用意するため、他のショップにはないものをそろえたり、商品ごとに違ったサービスを付けたりするなど、自社ならではの提案がしやすく差別化が図りやすいこともメリットといえるでしょう。
デメリット
受注前に仕入れる必要があるため、想定よりも売れなかった場合には不良在庫を抱えるリスクがあります。不良在庫を一掃するためには、原価を下回る値引きや、買い取り業者などに引き取ってもらうことになるため、大きな損失となります。
また、仕入れた在庫を管理するためのスペースの確保だけでなく、品質維持ができる環境を整えるためのコストがかさむ可能性があります。ある程度まとまった資金がないと取り組むことは難しいでしょう。
なお、有在庫販売については、以下の記事で詳しく解説しています。
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無在庫ネットショップを運営する3つの手法
無在庫販売の種類は、主に「ドロップシッピングを利用する」「メーカーに直送してもらう」「発送代行を依頼する」の3つが挙げられます。それでは一つずつ解説します。
① ドロップシッピングを利用する
ドロップシッピングとは、インターネット上の販売形態の一つで、在庫を持たずに商品を販売し、メーカーや卸売業者がお客様へ直接商品を発送する仕組みのことです。仕入れ先が見つかったら事前に商品在庫を確認し、それからショップページで出品登録を行います。お客様から注文を受けたら、契約している仕入れ先から仕入れを開始するという流れです。
一般的にはネットショップ側が商品の価格を設定し、卸売価格との差額を利益とします。そのため、販売価格は基本的に自由に設定できますが、不適切な価格設定をしてしまうと商品が売れなかったり、クレームになったりする場合もあるので注意が必要です。
なお、ドロップシッピング市場規模は拡大が続いており、世界的な調査会社であるIMARC Groupによると、日本のドロップシッピング市場規模は、2025年に240億USドル(約3兆7,680億円 ※)に達しており、今後2034年までに1,377億USドル(約21兆6,609億円 ※)に達すると予測されております。
引用:imarc「日本のドロップシッピング市場規模・シェア・動向および製品別、タイプ別、用途別、地域別予測 2026〜2034年」
※1ドル=157円換算(2026年5月時点のドル円レート)
② メーカーに直送してもらう
特定の商品を販売したい場合は、メーカー(製造元)や卸売業者に直接交渉する方法があります。こちらは、独自性の高い商品を販売したい場合に有効な手段です。しかしながら、知名度があまり高くないショップや、売上が少ないショップの場合はメーカー側のメリットが少ないため、契約に応じてもらうのは難しいかもしれません。
また、メーカーに直送してもらうには、インターネット上で卸売業者やメーカーとの取引を仲介してくれる「仕入れサイト」を利用する方法もあります。「販売後注文可」などの表記があり、かつ消費者への直送が可能な商材であれば、無在庫ネットショップでの販売ができます。
仕入れサイトによっては、利用登録とともにメーカーに取引申請が必要なものもありますので、利用前に仕入れ条件などを調べておくと安心です。
③ 発送代行を依頼する
発送代行は、在庫の保管と発送のみを業者に委託する方法です。仕入れをネットショップ側で行うところが、上記2つとは大きく異なる点です。たとえば、自宅で対応するため在庫管理のスペースがない場合や、ネットショップの運営を一人または少人数で運営していて発送作業まで手が回らないといった場合に有効な手法です。
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ネットショップでの無在庫販売の流れ
無在庫販売は、以下のような流れで実施していきます。
◆無在庫販売の流れ
② ネットショップを構築する
③ 商品を出品、注文を受けて商品を仕入れる
④ 仕入れた商品を発送する
⑤ 仕入れ先に費用を支払う
それぞれのステップに関して詳しく見ていきましょう。
① 商品と仕入れ方法を決める
まずは、取り扱う商品とその仕入れ方を決めましょう。無在庫販売で取り扱う商品は、オリジナリティの高いものや完全受注のオーダーメイド品など、独自性を持たせられるものが理想的です。売れ筋商品は差別化が難しく、新規ショップでは特に埋もれやすいため、「ここでしか買えない」という視点で選定しましょう。
商品が決まったら、仕入れ・梱包・発送・キャンセル対応・送料など、受注から納品までの流れを具体的に整理したうえで契約手続きに進みます。仕入れ先との信頼関係は特に重要で、自身で発送しない場合は顧客対応の範囲まで細かく確認してから契約しましょう。
② ネットショップを構築する
ネットショップのプラットフォーム選びでは、費用を抑えて手軽に開設したい場合、ASPカートシステムの利用がおすすめです。
ここでいうASPとはASPカートシステムのことで、クラウド上にあるカートシステムを利用できるものです。商品管理・決済機能などが一揃いになっており、サーバ不要で専門知識がなくても運営できます。
一方、カスタマイズ性は低めで、テンプレートや他システムとの連携に制限が生じる場合もあります。有料・無料で機能差があるため、自社に必要な機能が揃っているかをしっかり比較したうえで選定しましょう。
③ 商品を出品、注文を受けて商品を仕入れる
ショップ開設後は商品登録を行い出品します。無在庫販売は受注後に仕入れるため到着まで時間がかかります。ページに発送目安を明記するなど、お客様への分かりやすい表記を心がけましょう。集客にはWeb広告やSEO対策が有効ですが、コストを抑えたい場合はSNS運用も効果的です。
また、開店前に自分でも試し注文することをおすすめします。仕入れ先の対応確認はもちろん、商品理解が深まり、お客様からの問い合わせにも的確に対応できるようになります。
商品の仕入れにはいくつかの方法がありますので、後ほど説明します。
④ 仕入れた商品を発送する
仕入れが完了したら速やかに検品・梱包・発送を行います。受注から発送までの時間を短縮するため、対応の早い仕入れ先を選ぶことが重要です。なかには検品から発送まで代行してくれる仕入れ先もあります。
お客様に商品到着についての不安を与えないよう、確実で速やかな対応が不可欠です。トラブルや遅延への問い合わせ対応はネットショップ側が担い、返品・交換・キャンセルの際は仕入れ先との交渉も必要になります。
お客様にも取引先にも丁寧なコミュニケーションを重ね、信頼されるショップとして実績を積み上げていきましょう。
⑤ 仕入れ先に費用を支払う
仕入れ先に代金を支払いましょう。支払いのタイミングは仕入れ先のシステムによってさまざまです。仕入れ後の売上金で支払いできるところもありますし、発注後すぐに商品代金を支払わなければならないところもあります。
代金の回収がいつになるか、仕入れ費用はいつまでに支払うか、方法はどのようなものがあるのかなど、仕入れ先に事前に確認することが大切です。お金に関する対応が速やかであることは、仕入れ先からの信頼度にも直結します。仕入れ先との良好な関係を築いておくことが円滑なやりとりにもつながりますので、毎回の取引を丁寧に行い、信頼関係を築いていきましょう。
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無在庫ネットショップの注意点
在庫リスクを抑えて商品を販売できる無在庫ネットショップは、少ない資金での開業ができるため競合も多い世界です。取り組む際には以下のポイントに注意していきましょう。
① 競合調査を徹底し、差別化を図る
競合が多い無在庫販売では、売れ筋商品を取り入れつつも、価格競争に埋もれないよう自社のブランドコンセプトを確立し、差別化を図ることが重要です。未開拓市場の需要を先取りするのも有効な戦略のひとつです。
新規顧客だけでなくリピーター獲得を意識し、SNSのレビューなども参考にしながら改善を続けましょう。競合優位性を築くには、STP分析や4P分析といったフレームワークで自社の強みと環境を整理することも効果的です。
② 無在庫販売の規制が強化されている
無在庫販売は受注後に仕入れる性質上、発送できないケースや誤送など、トラブルが起きやすいビジネスモデルです。国内大手プラットフォームでは無在庫販売を禁止・規制しているケースも多く、対応を誤ると違法行為とみなされる場合もあります。
キャンセルや発送遅延が続くとアカウント停止になることもあり、一度停止されると復活はほぼ不可能です。また、化粧品・食品など販売商品によっては資格が必要なものもあります。無在庫販売のルールだけでなく、物販全般に関わる法令をしっかり確認したうえで運用しましょう。
③ 個人情報の取り扱いについて
無在庫販売に限ったことではありませんが、個人情報の取り扱いについては特に慎重に行うことが大切です。情報漏えいなどに敏感な世相と相まって、法規制だけでなく世間の目も個人情報の取り扱いについては非常に厳しくなっています。個人情報の保護はもちろん、何らかの理由で個人情報を第三者に開示する必要がある場合には、必ずお客様の同意を得るようにしましょう。
自身の運営するネットショップにも、個人情報の取り扱いについての方針を明記しておくといいでしょう。注文情報の管理や顧客情報の管理についてはセキュリティ対策を万全にし、徹底した管理体制を整えることが重要です。
④ 迅速な対応が必要
無在庫販売では注文後に商品を用意するため、受注後の速やかな対応が必要です。しかし、直前で仕入れ先が在庫切れになってしまったり、配送先でトラブルが発生してお客様の手元に商品をお届けすることが難しくなったりしてしまうことも考えられます。
仕入れ先からお客様に直送する場合、手元で商品が確認できないため、届いた商品に不具合があるなどといったトラブルが発生してしまうこともあります。ネットショップはお互いに顔の見えない取引になりますので、些細なことでもお客様や仕入れ先からの印象や信用度は大きく変わります。特にトラブルに発展しそうな事態には、事実確認を行ったうえでお客様の要望に応じて誠実に対応しましょう。
お客様や仕入れ先からの信用を失わないためにも、迅速かつ丁寧で誠実な対応をしていくことが重要です。
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無在庫販売に対応しているネットショップ
無在庫販売をするにはたくさんのサービスがあります。どのショップも特色がありますが、比較的利用者が多いサービスはサポート体制も整っていると考えてよいでしょう。ショップを選ぶ際には、費用やセキュリティ、拡張性やカスタマイズの範囲などを確認していくことが大切です。
以下でご紹介する4つのネットショップのうち、2~4はASPに該当します。
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① BUYMA(バイマ)
BUYMAは、海外にある商品を買い付け販売するサイトです。人気ブランドが比較的安く買えたり、海外の限定品が買えたりするといった点から高い支持を集めており、会員数も800万人以上と集客力にも定評があります。海外からの商品発送を前提としているため、正式に無在庫販売を許可しています。
偽物販売防止にも取り組んでおり、出品禁止サイトも明示されています。規約違反があると出品資格停止処分などの対象になる場合があるため、始める際には注意事項なども含めてよく理解しておきましょう。
参考:BUYMA
② BASE(ベイス)
BASEは現在日本国内でトップの開設数を誇るショップサイトで、現在の開設数は250万以上(2025年11月時点)です。初期費用や月額使用料が不要で、売り上げに対して利用料が発生する仕組みです。デザインもテンプレートから選べるスタイルになっており、初期費用を抑えて立ち上げたい方に人気のサービスです。
月商によって利用料と決済手数料が異なるプランがあります。SNSとの連携にも対応しており、商品の出品から料金の回収までスムーズにできることも使いやすさの理由と考えられます。
参考:BASE
③ makeshop(メイクショップ)
makeshopはカスタマイズ性に優れているのが特徴のASPです。レイアウトは170種類以上あり、SEO対策やランキング、広告タグの設置などといった650以上の機能が搭載されているため、ネットショップ作成から運営、集客まで幅広く対応しています。電話やメール、オンライン掲示板といったサポート体制も整備されており、運営や売り上げに悩む人向けのアドバイザーサポートシステムもあります。
ただし、他のプラットフォームに比べると、固定費が高めに設定されています。また高機能なシステムの利用についてはスキルやノウハウが必要なものもありますので、ご自身で設定などの対応ができるかどうかも事前に検討しておくとよいでしょう。オリジナリティの高いネットショップの構築や、将来的に大規模なネットショップ運営を目指す方にメリットが大きいサービスといえます。
参考:makeshop
④ Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは世界の多くの国で利用されているECプラットフォームで、カナダの企業が運営しているサービスです。現在世界175か国160万以上のショップが開設されており、海外通貨や海外発送への対応もしているため、グローバル展開を検討している方にもおすすめのサイトです。無料で開設できますが、利用には月額課金制が採用されています。
デザインのカスタマイズもしやすく、顧客管理から決済サービスまでサポートしてくれる体制が整っています。事業規模や成長度合いに合わせて選択できる有償プランもあり、決済サービスも各国対応の幅広い選択肢が備わっています。
ただし開発会社の多くが海外にあるため、一部日本語に対応していない機能もあるので、利用にはある程度の英語力があると安心でしょう。
参考:Shopify
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無在庫ネットショップで使える仕入れ先
ネットショッピングの普及により、注文した商品が届くまでにかかる時間はますます短くなっています。商品の仕入れに関しては、迅速に発送してくれる仕入れ先を選びたいところです。また、受注後の仕入れになることから、安定的な仕入れができることも必要な条件の一つと言えるでしょう。
無在庫販売のネットショップを作る際に利用される仕入れ先は、主に以下のようなサービスがあります。
◆無在庫販売のネットショップで利用される仕入れ先
・NETSEA
・オリジナルプリント.jp
・Aliexpress
・Qoo10
・eBay
利用手数料や支払いシステムも、サイトによってさまざまです。利用者数や出店企業数なども異なりますので、事前に調べたうえで安心して取引できる仕入れ先を選びましょう。
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信頼されるネットショップになるための4つのポイント
無在庫販売の成功の秘訣は、お客様にも仕入れ先にも信頼されるショップになることです。次の4つのポイントを押さえることで、より円滑な運営ができるようになるでしょう。
① 仕入れ値はできるだけ安く
仕入れ値と販売価格の差額が利益になることが物販の基本です。仕入れ値を安く抑えることができればその分利益率が上がります。仕入れ先を選ぶ際は、必ず複数のショップを比較検討しましょう。
また、リピート購入割引などショップによって値引き制度を導入しているところもありますので、各ショップの購入システムについても理解を深めておくといいでしょう。
なお、法外に安い場合は粗悪品を販売しているなど悪質なサイトも存在するため、注意が必要です。仕入れ商品の原価や適正価格を調べておくなど、あらかじめ販売する商品についてリサーチしておくことも大切です。
② とにかく販売経験を重ねる
ネットショップの運営に関しては、さまざまなノウハウが存在していますが、実は「これさえしておけば大丈夫」といったものはありません。
お客様も仕入れ先も、その都度変わるもの。何度も販売経験を重ね、実際のやり取りの中でコツやノウハウを積み重ねていくことが、ショップにとってのなによりの財産になります。
商品を素早く届けるための業務フローや各種業務の効率化も、販売経験を積み重ねていくことでどんどんブラッシュアップされていくでしょう。利益が出ないうちは焦ってしまうこともあるかもしれませんが、お客様や仕入れ先との信頼関係も一朝一夕には築けないものです。一つ一つの販売を丁寧に確実に対応していくことが、信頼されるショップへの一番の近道といえるのです。
③ 他と違う商品で差をつける
無在庫販売を軌道に乗せていくには、人気の商品を選ぶだけでなく競合ショップとの差別化を図ることも重要です。人気のある商品を扱えば在庫切れのリスクは軽減されるかもしれませんが、当然扱うショップも多くなり、自身のショップが埋もれてしまう可能性も高くなります。他とは違う商品を取りそろえたり、オリジナリティの高い商品を用意したりするなど、自身のショップの独自性と質を高めていきましょう。
完全受注商品にしても、ショップの特徴を分かりやすく打ち出すことが大切です。SNSやレビューなども参考に、需要はあるけれどもライバルの少ない商品を探し出して、他のショップとの差をつけていきたいものです。
④ 誠意をもってネットショップを運営する
顔の見えないネットショップでは、対応の仕方一つでお客様の印象も仕入れ先からの印象も大きく変わってしまいます。思いがけないトラブルに遭ってしまった際も、誠意をもって丁寧に対応していきましょう。
お客様のクレーム対応を間違えれば、そのお客様は二度と利用してくれないでしょう。悪い口コミはあっという間に広まります。しかし、大変なときこそお客様に寄り添い、精一杯の対応をしていくことができれば、深い信頼を勝ち取るチャンスにもなりえます。
発送の遅延などでお客様に不安を与えないよう、あらかじめ期間を表記しておくなどの対応も、ショップの誠意を伝えられる方法の一つです。ご自身がネットショップで買い物をするときにあるといいなと思うものを形にしていくと、理想的なショップに近づけるのではないでしょうか。
なお、ネットショップ運営の基本については、以下の記事で解説しています。
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まとめ
無在庫販売は、在庫リスクや仕入れコストを抑えることができるため、初期投資が少なく、比較的取り組みやすいビジネス形態といえるでしょう。具体的な運営手法には、ドロップシッピング、メーカー直送、発送代行などがあります。
在庫リスクを抑えるのに有効ではありますが、無在庫販売は商品がない状態で販売するという性質上、トラブルになったり利益が得られなかったりするリスクもはらんでいます。実際に、国内大手のプラットフォームでは無在庫販売自体を禁止していたり、強い規制をかけていたりするケースも多くあります。
事前に無在庫販売に関する規制やルールをしっかりと理解し、こうしたルールに対応可能なプラットフォームを利用してネットショップを構築するなど、対策したうえで取り組んでいくことが大切なのです。
最後に、無在庫販売においては、何よりもお客様から信頼を得ることが重要になってきます。発送の遅延などでお客様に不安を与えないよう、あらかじめ期間を表記しておくなど、誠意を伝える方法を考え、実施することが大切です。
この記事を読んで無在庫販売に少しでも関心をお持ちいただけたら、ぜひこの記事を参考に、お客様に信頼されるショップ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。




























