<対談者プロフィール>
株式会社ジョンブル
第二事業部 浅野 拓也様
株式会社インターファクトリー
取締役 三石 祐輔(インタビュアー)
事業概要について
ジョンブルは 1952年、岡山県倉敷市児島で創業しました。
元々はジーンズのメーカー出身で、ジーニングをベースとしたカジュアルウェアの企画・製造・販売を行っています。
自社で工場を持っているので、卸しよりも自分たちの手で商品を届ける小売事業に力を入れています。その中でも直営実店舗とEC店舗の二軸で展開しており、今期からEC店舗は強化部門の対象となりました。
ECサイトリニューアルの経緯
自社ECサイトを使って、ジョンブルらしい強みを出したい。
以前のサイトでは在庫管理の効率は良かったのですが、自社サイトの特色を出すような商品構成面や会員の連携面などのコントロールが出来ませんでした。自社ECサイトで実現したいことが明確に出てきたので、このタイミングで改修を考えました。
ebisumartを採用した理由
今後長く使っていけるサイトだと思いました。
管理システムが実店舗と連携していることが一番大きな理由です。
「べスカO2Oマネージャーfor ebisumart」を導入し、実店舗とECサイトで会員情報やポイント情報を一元化することができました。また、予約機能やカスタマイズを含めて管理側機能の自由度や応用力が高いと思い、今後長く使っていけるサイトだと思いました。
ebisumart導入後の効果
端的に言えば、2016年4月にリニューアルオープンをして以来、売上が増加しています。自社ECサイトのみにおいても140%の伸びです。
サイト改修前、ネットでお客様の声アンケートを実施しました。
その結果、実店舗に来店する前に自社ECサイトを見ているお客様が約7割いたのです。商品カタログのようにネットで下見をして、実店舗で買うというお客さまが多かったんですね。その理由としては、「ネット購入だとポイントが付かない。」「商品が店舗にはあるがネットにはない。」という声があったので、その声も反映して改修することができました。
ポイントの連携をすることによって、今までECサイトを閲覧していただけのお客さまも購入機会が増えたと予想されます。
サイトのアクセス数をあげる工夫
大々的な広告はしていません。口コミやドラマでの使用、ジョンブルのデニムサロペットを着た芸能人のSNS投稿をきっかけにサイトへのアクセス数が伸びています。
海外の方にとっては、「自社サイトで買う=正規商品であるという安心感」があるみたいです。今後は新規のお客さまへのアプローチが課題だと考えています。
今後の展望
メーカー出身や自社に職人がいるというジョンブルの強みが伝わるサイトにしていきたいです。
例えばジョンブルは、販売だけでなく丈上げや修理も行っています。(online storeでは丈上げ・ユーズド加工。一部有料)今後は修理受付フォームや取扱いケアに対して訴求ができればと考えています。
お客さまに良いものを長く着続けてほしいという思いを込めて、ジョンブルらしい商品サイトを作っていきたいです。
(取材日:2017年2月)
会社概要
社名:株式会社 ジョンブル
本社:岡山県倉敷市児島
事業内容:ジーンズ・カジュアル衣料の企画・製造・販売
創業:昭和27年
設立:昭和38年1月6日
運営サイト
サイト名:Johnbull Private labo -online store-
URL:https://www.privatelabo.jp/
株式会社ジョンブル様が運営するオンラインサイトです。ジーニングメーカー出身ならではのオリジナルアイテムを取りそろえています。導入運用後にFulfillment by ZOZOによるZOZOBASEとの在庫連携を実現しECサイトを刷新。元々使用していた在庫管理システムを引き継ぎつつ、リニューアルに成功しています。
「ebisumart」について
提供会社:株式会社インターファクトリー
https://ebisumart.com
「ebisumart」はECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたクラウドコマースプラットフォームです。
サイトリニューアルやオムニチャネル、BtoB-ECなど、業界業種問わず累計750サイト以上の構築実績があり、お客様のニーズを迅速に反映しながら、EC事業の成長をお手伝いさせていただきます。