ECサイトの導線設計で売上アップ!すぐ結果が出る5つの実践ポイント

「ECサイトの導線を見直したいけど、何から手をつければいいか分からない」
「サイトのアクセスはあるのに、なぜか購入につながらない」

このような悩みを抱えている場合、ユーザーが購入に至らない原因の多くは、サイト内の導線設計にあることを、あらためてしっかり認識したいところです。

導線が不明瞭だとユーザーは迷子になり、商品を探すのに疲れて離脱してしまいます。逆に、適切な導線設計を施せば、ユーザーはストレスなく商品を見つけ、スムーズに購入まで進めます。

本記事では、ECサイトにおける導線の基本概念から、具体的な設置箇所、売上向上につながる実践ポイント、さらに陥りがちな失敗パターンまで解説します。

◆この記事を読むと得られるメリット

・導線設計の基本が理解でき、自社サイトの課題を把握できる
・主要導線の最適な配置方法が分かり、すぐに実践できる改善策を得られる
・実際に成果が出る設計ノウハウを習得できる

ユーザーを迷わせずコンバージョンへ導くサイト作りのために、本記事の知見をお役立てください。

1.ECサイトの導線とは?売上を左右する重要な設計要素

ECサイトで成果を上げるには、ユーザーを購入まで適切に誘導する「導線」の理解が欠かせません。導線とは何か、どのように売上に影響するのか、まずは基本をしっかり押さえましょう。

① 導線の定義:ユーザーを購入へ誘導する経路設計
② 導線と動線の違い:意図的な設計と実際の行動の使い分け
③ 導線設計が売上向上に直結するメカニズム

1-1.導線の定義:ユーザーを購入へ誘導する経路設計

ECサイトにおける導線とは、ユーザーを最終的な成果地点まで導くために、運営者側が意図的に設計した経路です。トップページから商品カテゴリ、商品詳細、カート、購入完了へと続く流れが典型例となります。

導線が適切に整備されていれば、ユーザーは迷わず必要な情報や購入手続きに到達できます。そのためには、各ページに次の行動を促すリンクやボタンを戦略的に配置し、ユーザーの迷いを最小限にする必要があります。

導線はWebサイト全体の「道しるべ」として機能するものです。ユーザーが「次にどこへ行けばいいのか」を常に明確にし、ゴールへの最短ルートを提示することが導線設計の本質といえます。

1-2.導線と動線の違い:意図的な設計と実際の行動の使い分け

ここで類義語を整理しておきましょう。

「導線」と「動線」は似た言葉ですが、Webサイト分析では明確に区別されます。

導線は運営者が「こう動いてほしい」と計画した理想の経路であり、動線はユーザーが「実際にたどった」行動の足跡です。

導線を設計しても、ユーザーがその通りに動かなければ成果は出ません。そこで、動線分析によって理想と現実のギャップを発見し、導線設計を改善していくPDCAサイクルが重要になります。

予測に基づく道筋である導線と、実際の足跡である動線を突き合わせて改善に生かすことが成功の鍵となるのです。

1-3.導線設計が売上向上に直結するメカニズム

適切な導線設計は、ユーザー離脱を防ぎコンバージョン率を高める効果があります。

分かりやすい経路が用意されていれば、ユーザーは欲しい情報や商品にスムーズにたどり着き、ストレスなく購買行動へ移行できるからです。

「次に何をすれば良いか分からない」「目的のページへの行き方が分からない」と感じると、ユーザーは不満を抱いてサイトを離れてしまいます。導線が整理されたサイトは、平均して滞在時間が長く、購入率も高い傾向があります。

実際に導線を改善した結果、ユーザーの回遊が活発化し、コンバージョン数が飛躍的に増加した事例は数多く報告されています。導線設計の工夫はサイトの成果を左右するきわめて重要な施策です。

2.ECサイトで押さえるべき5つの主要導線の設置箇所

さて、続いてより具体的に導線を見ていきましょう。ECサイトには、ユーザーを適切に誘導するために設置すべき主要な導線が5つあります。

① ヘッダー・フッター:サイト全体をつなぐ基本ナビゲーション
② パンくずリスト:階層構造を示し回遊を促す補助導線
③ サイドメニュー・ハンバーガーメニュー:商品カテゴリへの入口
④ メインコンテンツ内導線:購入ボタンへの最短経路を作る
⑤ サイト内検索機能:目的商品への直接アクセスを実現

2-1.ヘッダー・フッター:サイト全体をつなぐ基本ナビゲーション

ヘッダーとフッターは、全ページに共通して配置される基本的なナビゲーションエリアです。ヘッダーには通常、ロゴ・グローバルメニュー・検索バー・カートボタンなどが含まれます。

この導線を設置する目的は、どのページからでも主要な機能やカテゴリにアクセスできるようにするためです。サイト全体の「案内板」として、ユーザーが迷子になることを防ぐ役割を果たします。

ヘッダーのグローバルメニューでは主要カテゴリを常に表示し、カートボタンを常設して、購入手続きへスムーズに進めるようにします。フッターには会社情報や特定商取引法の表示、プライバシーポリシーなどを配置し、ユーザーに安心感を与えることが重要です。

ヘッダー・フッターはユーザーにとって「あって当たり前」のナビゲーション要素です。ユーザーの期待通りに主要導線を配置し、一貫した案内役を果たすことが大切です。

2-2.パンくずリスト:階層構造を示し回遊を促す補助導線

パンくずリストは、各ページの現在地をサイト階層構造の中で示すテキスト形式のナビゲーションです。多くの場合、ページ上部に「ホーム>大カテゴリ>小カテゴリ>現在のページ」といった形で表示されます。

パンくずリストがあれば、検索エンジンや外部リンク経由でいきなり深いページに来たユーザーでも、上位カテゴリやトップに戻る道筋がすぐに分かります。サイト内を回遊しているユーザーにとっても、「自分は今どこにいるのか?」という不安を解消し、迷子を防ぐ効果があります。

パンくずリストは、簡単に設置できる割に、得られる効果が大きいナビゲーションです。ユーザーを迷わせないサイト作りの基本施策として、しっかり活用しましょう。

2-3.サイドメニュー・ハンバーガーメニュー:商品カテゴリへの入口

サイドメニューとハンバーガーメニューは、サイトの主要カテゴリやコンテンツ一覧への入口として機能します。サイドメニューはPCサイトでページの左右に常設され、ハンバーガーメニューはスマートフォンサイトで採用される折りたたみ式メニューです。

サイドメニューやハンバーガーメニューを設置する目的は、ユーザーが興味のある商品カテゴリに素早くアクセスできるようにするためです。商品カテゴリ数が多いECサイトでは、この導線は欠かせないものです。

PCなど画面が広い場合、サイドメニューで主要カテゴリを常時表示しておくと回遊性が高まります。一方、ハンバーガーメニューはスマホの小さな画面で有効ですが、メニューが隠れているため見つけにくくなるリスクに注意が必要です。

メニューアイコンの位置を目立たせるなど、見つけやすくする工夫を施しましょう。

2-4.メインコンテンツ内導線:購入ボタンへの最短経路を作る

メインコンテンツ内導線は、各ページの本文エリアに設置されるリンクやボタンなどの導線です。商品詳細ページなら「カートに入れる」「今すぐ購入」ボタンなどが該当します。

メインコンテンツ内の導線は、非常に重要なポイントといえます。ユーザーを直接コンバージョンへつなげる最短経路となるため、そのデザインや配置は売上に直結するからです。

たとえば、購入ボタンはほかの要素より視覚的に際立たせ、「ここをクリックすれば買える」と一瞬で分かる状態にします。「購入ボタンの色を目立つ色に変更しただけでクリック率が有意に向上した」といった事例は、多く見られます。

ユーザーが迷わず次の行動を取れるよう、購入まで一直線に誘導する導線を構築しましょう。

2-5.サイト内検索機能:目的商品への直接アクセスを実現

サイト内検索機能は、ユーザーがキーワードを入力してサイト内の商品を直接探し出すための導線です。多くの商品を扱うECサイトではとくに重要となります。

サイト内検索を使うユーザーは目的が明確で購買意欲が高い傾向があります。「探している物が決まっているユーザー」を最短距離で目的のページに連れて行く導線として、検索機能は非常に重要です。

検索バーは、ヘッダー中央や右上に目立つよう配置しましょう。サジェスト機能や表記ゆれ対応など、検索精度や使いやすさを向上させることも大切です。

サイト内検索については、「【全解説】EC・ブログ・公式サイトに実装すべきサイト内検索ツール」の記事もあわせてご覧ください。

3.売上を伸ばす導線設計の5つの実践ポイント

ここからは、具体的に導線設計を改善し、売上アップにつなげるための5つの実践ポイントを解説します。

① 導線ごとの目的と期待する行動を明確に定義する
② ペルソナ別のユーザー行動パターンを想定して設計する
③ 色・サイズ・配置で導線の視認性を最大化する
④ 購入完了までの導線ステップ数を最小限にする
⑤ 各接触段階に応じた最適な導線を配置する

3-1.導線ごとの目的と期待する行動を明確に定義する

導線設計を行う際、まず重要なのは各導線の役割とゴールを明確化することです。

やみくもに「あれもこれもリンクを置こう」では、ユーザーを混乱させるだけです。サイトの目的と目指すコンバージョンをはっきり定め、それに基づいて導線を設計してください。

たとえば、ECサイトの目的が「商品の購入」ならば、最終ゴールは「購入完了ページ」です。トップページでは商品への興味喚起と詳細ページへの誘導、商品ページでは購入ボタンへの誘導というように、導線ごとに達成してほしい行動を定義していきましょう。

3-2.ペルソナ別のユーザー行動パターンを想定して設計する

導線設計では、想定ユーザー(ペルソナ、典型的な顧客像)ごとの行動パターンを十分に考慮することも重要です。ユーザーは、皆同じようにサイトを回遊するわけではありません。

年齢・性別・ニーズ・購買段階などによって、取る行動は異なります。代表的なユーザー像を設定し、それぞれがどのようにサイト内を移動し購買に至るのかをシナリオとして描きましょう。

具体的には、「ペルソナがサイトに訪れてからコンバージョンするまでの一連の行動」をストーリーにし、各ステップで何を考え何を探すかを書き出します。

たとえば、トレンドに敏感な若年層には「特集ページへのリンク」が主導線、効率派のビジネスパーソンには「検索」が主導線といった具合に、導線の使い分けがポイントです。

ペルソナ視点で導線が設計されていると、ユーザーは「このサイトは使いやすい」と感じるものです。結果的に行動がスムーズになり、コンバージョン率が向上します。

3-3.色・サイズ・配置で導線の視認性を最大化する

導線は、ユーザーに視認されて初めて意味があります。リンクやボタンを用意しても、ユーザーに気付かれなければ、存在しないも同然です。

色・サイズ・配置といった視覚的な工夫によって、ユーザーの注意を適切に導線へ向けることを意識しましょう。「ここがクリックできます」と瞬時に理解してもらうことが、導線設計の肝となります。

具体的には、クリックしてほしいボタンは、周囲とコントラストが高い色を用いて視認性を高めます。たとえば、白背景のページなら濃いオレンジや赤などを重要なボタンに採用すると目立ちます。

余白も重要で、スマホではタップ対象は48ピクセル四方以上を確保してください。

一方、何もかも強調してしまうと、ぶつかり合ってすべてが弱くなります。強調すべき導線と抑える部分のメリハリをつけ、情報の優先度を秩序立てることが大切です。

3-4.購入完了までの導線ステップ数を最小限にする

ECサイトで売上アップを図るには、ユーザーが購入を完了するまでのステップを限りなく減らすことが重要です。導線ステップが多いほど、途中離脱するユーザーが増えてしまいます。

平均的なECサイトのカート離脱率は約70%にものぼります(参考:カート離脱率の平均は70%!離脱の原因と売上を漏らさない改善策)。「購入プロセスが長すぎ・複雑すぎ」であることは、カート離脱の大きな原因です。

購入完了までのクリック・入力ステップを徹底的に最適化・削減することは最優先の改善策です。導線はうまく導くだけでなく、「できる限り短くする」という原則をしっかり押さえましょう。

3-5.各接触段階に応じた最適な導線を配置する

ユーザーは、購買までにいくつかの段階を経由しますが、求める情報や次のアクションは、その段階ごとに異なります。

ユーザーが今どのフェーズにいるかに応じて、最適な導線を提示することが重要です。

この考え方は、マーケティングの「カスタマージャーニー」に通じるものです。認知・興味・比較・購入・リピートなど、フェーズごとに適切なアプローチは変わっていきます。

たとえば、まだ商品を知らない段階では、トップページでキャッチコピーやサービス概要への導線を明確にします。商品閲覧中はレビュー閲覧やQ&Aに導くリンクを用意し、購入手続き中はセキュリティアイコンやサポートの連絡先表示で安心感を与える、といった具合です。

ユーザーの購買プロセスを俯瞰し、各フェーズで必要な導線を適所に配置することを意識してください。サイト訪問から購入・その後まで、一貫してユーザーをエスコートするような導線設計を目指しましょう。

4.理想的な導線を実現できるECシステムを選ぶことが大切

一方、導線設計のアイデアを十分に活かすためには、それを柔軟に実装できるECシステムの選定も重要です。どんなに優れた導線プランがあっても、システムの制約で実現できなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

① 古くて柔軟性のないシステムの弊害
② 導線設計の自由度が高いECプラットフォームの選び方

4-1.古くて柔軟性のないシステムの弊害

古いECシステムや現状に合わないプラットフォームを使い続けることには、導線改善の妨げとなる弊害があります。

レガシーなシステムほどフロントエンドの変更に手間がかかり、ちょっとした導線追加(ボタン位置変更や新ブロック挿入)にも開発工数・費用が大きく発生します。

結果として、不便と分かっている導線を放置しがちになるのです。

古くて柔軟性のないシステムを惰性で使い続けることは、導線設計上の機会損失が大きいと知っておきましょう。システムがボトルネックであるなら、リプレースも視野に入れるべきといえます。

4-2.導線設計の自由度が高いECプラットフォームの選び方

では、どのようなシステムが導線設計に向いているのでしょうか。

ポイントは「柔軟性」「拡張性」「使いやすさ」のバランスです。デザイン編集の自由度が高く、HTML・CSS・JSを自由に編集できるか、あるいはブロック組み換えで直感的にページ構築できるかを確認してください。

最もおすすめしたいのは、クラウドEC型のプラットフォームです。クラウドECは高機能でありながら、手間やコストを最小限に抑えられるという点で、現在最も推奨される形態となっています。

詳しくは以下の資料にてご確認ください。

5.ECサイトの導線設計で陥りがちな4つの失敗パターンと対策

最後に、導線設計に関するよくある失敗パターンとその対策を確認しておきましょう。ありがちなミスにあらかじめ注意しておけば、同じ失敗をしないで済みます。

① 選択肢を増やしすぎてユーザーの決断を妨げる失敗
② 見た目重視で導線のクリック率を低下させる失敗
③ PC中心設計でスマホユーザーの離脱を招く失敗
④ 感覚頼りの改善でリソースを無駄にする失敗

5-1.選択肢を増やしすぎてユーザーの決断を妨げる失敗

まず、「あれもこれもユーザーに見せよう」とリンクやボタンを詰め込みすぎるケースがあります。たとえば、1つのページにお知らせ・カテゴリ一覧・ランキング・ブログなどを盛り込みすぎる例です。

選択肢が過剰になると、売上は下がります。ユーザーが混乱し、かえってどこをクリックすべきか分からず、行動を起こせなくなるからです。一見、情報豊富で親切そうですが、これは逆効果なのです。

コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授によるジャムを使った実験(ジャムの法則、Jam study)では、24種類の試食より6種類のほうが購入率が約10倍高かったことが示されています。

「選択肢を減らすこと」が、購入率の向上につながるという観点を忘れないでください。ユーザーに「次に○○してください」とサイト側がはっきり道筋を示すことが大切です。

参考:GLOBIS「ジャムの法則 ~意思決定の背景にある心理を学ぶ~

5-2.見た目重視で導線のクリック率を低下させる失敗

デザイン性を優先するあまり、使い勝手を犠牲にしてしまう失敗も多く見られます。

たとえば、テキストリンクに下線や色変更を入れず、本文と区別がつかないスタイルにしたり、重要ボタンを背景になじむ淡色にしたりするケースです。

一見洗練されていますが、ユーザーから見ると「どこがクリックできるか分かりにくい」という問題が起きています。

おしゃれでスタイリッシュに見えるデザインよりも、ベタで分かりやすいデザインのほうが売上を叩き出すことは少なくありません。

ひとりよがりのデザインに走らないためには、常にクリックデータと突き合わせながらデザインすることが不可欠です。ユーザー目線を忘れず、機能性を高めるデザインを心がけてください。

5-3.PC中心設計でスマホユーザーの離脱を招く失敗

サイトデザインや導線設計をPCサイト基準で考えてしまうケースは、とくに古くから運営しているECサイトで見られます。

現代ではスマホ流入が主流なため、これは致命的です。PC全盛期に構築したUIを引きずっていると、多くのユーザーを逃してしまいます。

「レスポンシブデザインだから大丈夫」と安易に考えず、ブレークポイント(画面幅に応じたレイアウト切替点)ごとに、設計を熟考する必要があります。

モバイルUXを改善すれば、モバイル購入率が上昇し、ひいては全体売上が伸びます。PC時代の成功体験に縛られず、モバイルユーザーの視点で導線をゼロベースで見直すことが大切です。

5-4.感覚頼りの改善でリソースを無駄にする失敗

データや根拠に基づかず、担当者の勘や思い込みだけで導線をいじり回してしまう失敗は、じつは多くの現場で起きています。

「このバナーを派手にすれば売れそう」といった、仮説検証なしの変更を繰り返すパターンです。

結果として、リソースを投入した割に効果が出なかったり、むしろ悪化したりしても気付かない事態に陥ります。感覚だけに頼ると、改善の成否を正しく判断できません。

導線改善の目的となる指標(購入率・直帰率・回遊率など)を定め、変更前後でそれを測定・比較してください。A/Bテストの実施やヒートマップ分析を使えば、どの導線でユーザーが離脱しているかが分かり、重点的な改善箇所が明確になります。

ヒートマップ分析については、「ヒートマップを使ってWEB担当者が成果を叩き出すための4つのコツ」の記事も参考にしてみてください。

6.まとめ

本記事では「ECサイトの導線」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

最初にECサイトの導線の基礎知識として以下を解説しました。

① 導線はユーザーを購入まで導くために運営者が意図的に設計した経路
② 導線(理想の経路)と動線(実際の足跡)を突き合わせた改善が重要
③ 適切な導線設計がユーザー離脱を防ぎコンバージョン率を高める

ECサイトで押さえるべき5つの主要導線の設置箇所は、以下のとおりです。

① ヘッダー・フッター:サイト全体をつなぐ基本ナビゲーション
② パンくずリスト:階層構造を示し回遊を促す補助導線
③ サイドメニュー・ハンバーガーメニュー:商品カテゴリへの入口
④ メインコンテンツ内導線:購入ボタンへの最短経路を作る
⑤ サイト内検索機能:目的商品への直接アクセスを実現

売上を伸ばす導線設計の5つの実践ポイントを解説しました。

① 導線ごとの目的と期待する行動を明確に定義する
② ペルソナ別のユーザー行動パターンを想定して設計する
③ 色・サイズ・配置で導線の視認性を最大化する
④ 購入完了までの導線ステップ数を最小限にする
⑤ 各接触段階に応じた最適な導線を配置する

ECサイトの導線設計で陥りがちな4つの失敗パターンと対策を解説しました。

① 選択肢を増やしすぎてユーザーの決断を妨げる失敗
② 見た目重視で導線のクリック率を低下させる失敗
③ PC中心設計でスマホユーザーの離脱を招く失敗
④ 感覚頼りの改善でリソースを無駄にする失敗

ECサイト導線設計の極意は、一言で言えば「ユーザーを迷わせず、望む行動へ自然に誘導する」ことです。そのためにはユーザー視点に立った細部への配慮と、データに裏付けられた継続的な改善が不可欠となります。本記事で述べた知見を踏まえて、自社サイトの導線を総点検し、改善してみてください。

セミナー情報

ABOUT US
首藤 沙央里
2019年9月、株式会社インターファクトリーに入社。 マーケティングチームにてオウンドメディア運用を担当し、年間40本以上の記事を掲載。 社内広報、採用広報に加え、EC業界やクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」についての情報発信も行う。