「ECサイトの利益率は普通はどのくらいなんだろう?」
「うちのECサイトの利益率は、平均と比べて低いのかな?」
ECサイトを運営・担当する中で、自社の利益率が他社と比べて高いのか低いのか、もっと利益率を上げた方がいいのか、そして「どうやって利益率を上げればいいのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ECサイトの利益率は「粗利益率30%〜60%が目安」「営業利益率10%〜20%が目安」というのが一般的に言われている数字です。
◆ECサイトの利益率を改善する9つの方法
② 配送に関わる費用を削減する
③ 商品調達コスト(仕入れ関連費用)を削減する
④ 業務効率化・外注で人件費を削減する
⑤ 決済・販売手数料を削減する
⑥ 商品価値向上・アップセルで購入単価を上げる
⑦ まとめ買い・定期購入を促す
⑧ 利益率の高い商品を用意する
⑨ EC運営のプロに相談する
しかしながら、利益率は業種や商材によってまちまちなので、一概に言えないのが実際のところです。
この記事では、よく言われる「3・3・4(さんさんよん)の法則」などの利益構造の基礎から、利益率を上げる具体的な9つの方法、そして「利益率の数字だけ追っても意味がない」ということまで詳しく紹介していきます。
無理やり数字だけを追い求めても、売上や顧客満足度が下がっては意味がありません。自社のコスト構造を正しく分解した上で「経費削減」と「販売戦略」の施策を地道に積み重ねることが大切です。
ぜひこの記事を最後までお読みいただき、自社の利益率は他社と比べてどの水準にあるのかを判断し、自社に合う利益率改善の具体的な方法を見つけてみてください。
1.ECサイトの粗利益率は30~60%・営業利益率は10%~20%が目安
「ECサイトの利益率がどのくらいか」「自社のECサイトの利益率は基準と比べて低すぎないか?」を知りたいECサイト担当者は多いことでしょう。
実は、ECサイトの利益率と言っても、算出の基準となる利益の指標にはいくつかの種類が存在します。
そこで今回は、数ある利益の指標の中でも、ECサイト運営において特に重要となる2つの指標(粗利益率・営業利益率)に絞って、それぞれの詳細な数値目安や業界ごとの特徴を紹介します。
◆ECサイトの利益率の目安
・営業利益率(最終的に手元に残る利益の割合):10%~20%が目安
2つの指標がそれぞれどのようなものか、そして自社ECサイトは基準をクリアできているのかをイメージしながら、読み進めてみてください。
1-1.ECサイトの粗利益率は30~60%が目安
ECサイトの収益性を測るための指標となる「粗利益率(売上高に対する粗利の割合)」は、30%〜60%の幅が一般的な目安となります。
粗利益率とは、売上高から商品の仕入れ原価(または製造原価)だけを差し引いた利益の割合のことであり、商品そのものが持つ根本的な収益力を表す重要な指標です。
たとえば、1万円の商品を仕入れてECサイトで2万円で販売した場合、手元に残る粗利は1万円なので、粗利益率は50%となります。
この粗利益率は、扱っている商材の特性や調達ルート、製造原価、保管コストがかかるのかなど、さまざまな要素によって業界ごとに大きな差が生まれます。
◆業界・商材ごとのECサイトの粗利益率
| 業界・商材 | 粗利益率の目安 | 特徴 |
| デジタルコンテンツ | 70%~95% | 仕入れや物理コストがほぼゼロのため、全業態の中で圧倒的に高い粗利益率を誇る |
| コスメ・美容 / 化粧品 | 60%~90% | 製造原価が低いため粗利益率は極めて高いが、新規獲得の広告費が高騰しやすい |
| 健康食品・サプリ | 65%~80% | 定期購入により高い粗利益率を維持しやすく、高水準の営業利益率を実現できる |
| アパレル(自社企画) | 50%~65% | 粗利益率は他と比べて高いが、在庫リスクや広告費の負担が重い |
| 雑貨・ギフト | 45%~60% | 比較的高い粗利益率を確保しやすいが、季節要因やトレンド依存で収益が変動する |
| 食品(加工品) | 35%~50% | 物流・冷蔵コストの負担が大きく、一般的なEC商材と比べて粗利益率は低め |
| 家具 | 30%~50% | 平均的な粗利益率だが、大型商品の配送を伴うため物流コストが大きく影響する |
| アパレル(仕入れ販売) | 30%~45% | 競合との価格競争が激しく、十分な粗利益率を確保しにくい |
| 食品(生鮮・特産品) | 30%~45% | 廃棄リスクや特殊な物流コストにより、粗利益率が上がりにくく利益が出にくい |
| 日用品・消耗品 | 25%~40% | まとめ買いによるリピート性は高いが、商品単価が低いため粗利益率は低め |
| 書籍 | 20%~30% | 再販制度などによる制約から、他と比べて粗利益率・利益率ともに低水準で一定 |
| 家電・PC周辺機器 | 10%~30% | ネット上で価格比較されやすく、全業界の中で最も粗利益率が低い薄利多売モデル |
業界・商材ごとのECサイトの粗利益率の特徴をまとめると、以下のようになります。
◆業界・商材ごとのECサイトの粗利益率の特徴
・デジタルコンテンツ(70〜95%)やコスメ・美容(60〜90%)は、製造原価が低く粗利益率が高くなる
・健康食品・サプリ(65〜80%)やアパレル自社企画(50〜65%)のように独自性が高い商材も、高水準な粗利益率を維持しやすい
・食品加工品(35〜50%)や家具(30〜50%)は、物流コストや原材料費の影響を受けやすい分野
・アパレル仕入れ(30〜45%)や日用品(25〜40%)は、競合が多く薄利多売になりがち
・書籍(20〜30%)や家電・PC周辺機器(10〜30%)は、ネットで価格比較されやすく全業界で最も粗利益率が低い
実際には上記の粗利益率からさらに販管費(販売費及び一般管理費)などの費用を引き算するため、粗利益率が極端に低い業種は、利益を出すことが難しい構造になっています。
自社のECサイトの利益率が適正かどうかを判断するには、まずは今回紹介した業界・商材ごとの粗利益率の目安を見て、同水準になっているかを比較してみると良いでしょう。
1-2.ECサイトの営業利益率は10%~20%が目安
ECサイトにおける最終的な利益がわかる「営業利益率」は、売上原価だけでなく全ての運営経費を引いたうえで10%〜20%残ることが健全な運営ができている目安となります。
営業利益率とは、さきほどの「粗利益」からさらに、広告費や決済手数料、配送料、サイト運用費用、人件費などの必要なコストをすべて支払った後に、最終的に手元に残る利益の割合を指します。
たとえば、1万円の商品を仕入れてECサイトで2万円で販売した場合、手元に残る粗利は1万円なので、粗利益率は50%となります。ここからさらに、広告費や配送料、梱包資材費、決済手数料、サイト維持費などが合計7,000円だった場合、最終的に手元に残る「営業利益」は3,000円となります。
この場合の営業利益率は、3,000円 ÷ 2万円 × 100 = 15%です。
営業利益率は、扱っている商材の特性や調達ルート、製造原価、保管コストがかかるのかなど、さまざまな要素によって業界ごとに大きな差が生まれます。
◆業界・商材ごとのECサイトの営業利益率
| 業界・商材 | 営業利益率の目安 | 特徴 |
| デジタルコンテンツ | 20%~40% | 物理的なコストがほぼゼロであり全業態の中で圧倒的に高い利益率を実現しやすい |
| 健康食品・サプリ | 15%~30% | 定期購入モデル(リピート構造)が確立されているため高水準な数値を維持できる |
| アパレル(自社企画) | 15%~25% | 独自性が高く粗利も厚いためブランド力がそのまま営業利益の残りやすさに直結する |
| コスメ・美容 / 化粧品 | 10%~25% | 元の粗利は極めて高いものの新規顧客を獲得するための広告費が高騰しやすい |
| 雑貨・ギフト | 10%~20% | 比較的高い水準を狙えるものの季節要因やトレンドによる変動リスクを考慮する必要がある |
| 食品(加工品) | 5%~15% | 原材料費に加えて冷蔵保管や特殊な物流コストの負担が大きく利益を圧迫しやすい |
| 家具 | 5%~12% | 平均的な売上に対して大型商品の配送に伴う高額な物流コストが最終的な利益に大きく影響する |
| アパレル(仕入れ販売) | 5%~12% | 他社との価格競争が激しく競合との差別化が難しいため利益の確保がシビアである |
| 日用品・消耗品 | 5%~12% | まとめ買いによるリピート性は高いものの商品単価そのものが低いため利益が残りにくい |
| 食品(生鮮・特産品) | 3%~10% | 在庫の廃棄リスクや厳重な温度管理による物流コストのせいで利益が出にくい |
| 書籍 | 3%~7% | 再販制度による制約が大きく他業界と比べても低い水準の営業利益率となる |
| 家電・PC周辺機器 | 2%~7% | 価格比較が容易で薄利多売になりやすい |
業界・商材ごとのECサイトの営業利益率の特徴をまとめると、以下のようになります。
◆業界・商材ごとのECサイトの営業利益率の特徴
・デジタルコンテンツ(20〜40%)や健康食品(15〜30%)は、原価の安さや定期購入の仕組みにより、全業界で最も営業利益率が高い
・アパレル自社企画(15〜25%)や雑貨(10〜20%)は、ブランド力で高い営業利益率を狙えるが、トレンドによる変動リスクがある
・コスメ・化粧品(10〜25%)は、商品の原価率は極めて低いものの、新規顧客を増やすための広告費が高騰しやすい
・食品加工品(5〜15%)や家具(5〜12%)は、商品の原材料費だけでなく、冷蔵管理や大型配送などの高い物流コストが営業利益を圧迫する
・アパレル仕入れや日用品(5〜12%)は、他社との激しい価格競争や商品単価の低さが原因で、薄利多売になりやすく営業利益が残りにくい
・生鮮食品(3〜10%)、書籍(3〜7%)、家電(2〜7%)は、廃棄リスクや定価販売の制約、ネットでの価格比較により、営業利益率は極めて低い
このように、業界や商材によっては営業利益率が3%前後とかなり低い数値が現実的となります。そのため、ECサイト全体の理想値(10%〜20%)にとらわれず、自社ECサイトの商材の種類ごとの基準に合わせて比較することが大切です。
そして、どの業界であっても共通して、システムの自動化や基幹連携などによって「無駄な運営コストを徹底的に減らしていくこと」が中長期的な利益アップを達成するための最も重要な視点となります。
2.ECサイトを運営するなら「営業利益率20%」を1つの目標にしよう
1章で見たように、実際には扱う業種や商材によって利益率の限界値は異なりますが、理想としては、「営業利益率20%」が国内の通販業界では1つの目安とされています。
◆ECサイトの営業利益率の判断基準
・営業利益率20%以上:独自の強みや強固なブランド力を持ち、高い付加価値を生み出している極めて優秀な状態
・営業利益率10〜20%:ビジネスが安定して継続できる良好な状態であり、目指すべき健全なライン
・営業利益率5〜10%:各種手数料や広告費などの変動費コストが膨らんでいる可能性が高く、見直しを要する改善水準
・営業利益率5%以下:収益構造そのものに重大な欠陥を抱えており、ビジネスモデルの根本的な刷新が求められる危険水準である
ただし、立ち上げ初期はブランド認知獲得や顧客基盤構築のために宣伝広告費をかけ、あえて低い利益率を許容するなど、事業フェーズと照らし合わせた判断も重要となります。
また、そもそも粗利や営業利益率が低い業態・商材もあるため、あくまで目安として理解しておきましょう。
なお、この「営業利益率20%」の考え方の根底には、日本のEC通販の長い歴史のなかで確立された黄金比率(3・3・4の法則と、1・5・4の法則)があります。
◆3・3・4(さんさんよん)の法則
売上に対する費用構造を「原価30%」「販促費30%」「その他費用および営業利益40%」という比率で捉え、その他経費と営業利益にそれぞれ20%ずつを均等配分して営業利益率20%を目指す王道のモデルです。
◆1・5・4(いちごよん)の法則
コスメや健康食品などリピート購入を前提として初期の広告宣伝費が高くなりやすい業態において、「原価10%」「販促費50%」「その他費用および営業利益40%」として扱い、最終的に同じく20%の営業利益率を確保するモデルです。
どちらの法則に当てはめる場合であっても、最終的に目指すべきECサイトの利益率の着地点としては、やはり20%というラインが共通の基準となります。
あくまで目安・理想値となりますが、自社のECサイトの利益率を考える上では、この「営業利益率20%」や利益構造の法則を念頭に置きながら、「自社はどうなのか」を検討していくと良いでしょう。
3.ECサイトの利益率の数値を追い求めるよりも「利益率を改善していくこと」が大事
ここまで、業種・商材ごとの利益率の目安や、理想の利益率について解説してきました。
しかしながら、ECサイトにおいて一般的に語られる利益率の数値そのものをただ盲目的に追い求める必要はなく、自社の現状に合わせて「利益率を今よりも改善していくプロセス」に集中することこそが重要となります。
運営しているサイトの規模感、取り扱っている商品の単価やジャンル、さらに社内の運営体制といった前提条件が店舗ごとに全く異なるため、他社の数値や一律の目標数値をそのまま自社に当てはめても実態に即した正しい経営判断ができないためです。
◆数値だけを強引に追い求めても意味がない理由
・業界平均を無視して「営業利益率20%」を目指しても、そもそも達成が不可能なケースがあるため(食品・書籍・家電などはそもそも20%が難しい)
・売上や顧客満足度を犠牲にして利益率を達成しても、長期的には集客力が衰退してビジネス自体が縮小してしまうため
・広告費や人件費を単に削るだけの目先のコストカットは最終的に売上の伸び悩みや組織の崩壊を招く要因となるため
利益率の数値自体に執着しても、本質的な収益改善には繋がりません。大切なのは、目先のコストカットに走るのではなく、顧客満足度の向上や従業員の業務改善までを見据えた長期的な改善策を積み重ね、会社全体が健全に成長できる仕組みを作りながら自社にとっての利益率を確実に上げていくことです。
次の4章からは、ECサイトの利益率を上げる方法を具体的に解説していくので、ぜひ自社が取り組める施策を見つけて取り組んでみてください。
4.ECサイトの利益率を改善する9つの方法
ここからは、自社の現状に合わせて着実に収益性を高めていくための具体的な9つのアプローチについて紹介していきます。
前述したように、「やみくもにECサイトの利益率の数値を追い求める」のではなく、「自社のECサイトの強みを生かしながら、長期的な視点で本質的な課題をクリアしていく」ような改善方法を検討するのがベストです。
本章では、手元に残る利益をダイレクトに増やすための「5つの経費削減策」と、客単価や商品価値を高めて収益のベースを底上げする「4つの販売戦略」という2つの側面から、ECサイトの利益率を改善する具体的な手法を分かりやすく解説していきます。
◆ECサイトの利益率を改善する9つの方法
・経費削減>配送に関わる費用を削減する
・経費削減>商品調達コスト(仕入れ関連費用)を削減する
・経費削減>業務効率化・外注で人件費を削減する
・経費削減>決済・販売手数料を削減する
・販売戦略>商品価値向上・アップセルで購入単価を上げる
・販売戦略>まとめ買い・定期購入を促す
・販売戦略>利益率の高い商品を用意する
・販売戦略>EC運営のプロに相談する
これらの施策すべてを一気に導入する必要はありません。大切なのは、自社の運営体制や商材の特性に合わせて「どこから手をつければ最も効果的に無駄を削り、価値を高められるか」を見極めることです。
「これなら自社のサイトでもすぐに取り組めそうだ」「この業務を自動化すればスタッフの負担も減りそうだ」など具体的にイメージしながら、読み進めてみてください。
4-1.経費削減>広告費を削減する
ECサイトの利益率を高めるために即効性があり、かつ自社でコントロールしやすい具体的なアクションとして、定常的にかかる経費の中でも「広告費を削減する」という方向性があります。
費用対効果の悪い無駄な広告出稿を見直して費用を抑えることができれば、削減した分の金額が営業利益として残るためです。
現状のECサイト運営において、「そもそも広告費が掛かりすぎなのかどうか」を、先ほど2章で紹介した「3・3・4の法則」や「1・5・4の法則」といったコスト構成を参考にしながら、再度確認してみることが大切です。
◆経費(広告費)を削減してECサイトの利益率を上げる具体例
・費用対効果が低い媒体や特定のキャンペーンを停止し、利益に直結している効率の良い広告枠へ予算を集中させる
・自社商品のターゲット層に届きやすく、かつ認知だけでなく購買へのCVR(転換率)が高い別の広告媒体や手法への乗り換えを検討する
・多くのECサイトで費用対効果が高くなりやすい「Googleショッピング広告」「リスティング広告」「リマーケティング広告」の3つを中心に据え、それ以外の広告予算を削減する
・月間の広告予算があまり多くない場合は代理店への委託を止めて自社運用に切り替え、広告費の約20%にあたる手数料を浮かす
・Googleショッピング広告の「無料リスティング枠」を活用し、広告費を一切かけずに検索結果やショッピングタブからのアクセスを集める
無駄な出稿を削ってECサイトで費用対効果が高い広告に集中させることで、広告費を削減してECサイトの利益率を向上させることができます。
ECサイトで効果が出やすい広告の種類については、「ECサイトの基本的な7つのWEB広告と優先順位の解説」の記事もぜひご覧ください。
4-2.経費削減>配送に関わる費用を削減する
ECサイトの利益率を高めるために広告費と並んでダイレクトに効果を発揮する経費削減のアプローチが、「配送に関わる費用(配送料・梱包資材費・物流管理費など)の削減」です。
ECサイト運営において配送関連コストは売上に比例して必ず発生する変動費です。昨今の配送コスト上昇も踏まえたうえで、この配送関連費用をいかに削減できるかがそのまま利益の最大化に直結します。
◆配送に関わる費用を削減してECサイトの利益率を上げる具体例
・法人契約や大口割引を活用して、荷物1件あたりの配送費用を引き下げる
・商品サイズに合わせた適切な梱包材の選定や段ボールのサイズダウン、真空パック機などを活用して、梱包サイズをできるだけ小さくする
・1つの配送業者に依存せず、サイズ・地域に応じて最も安価な配送業者・配送手段を使い分ける
・自社で無理に抱え込まず、物流代行の外部サービス(外注)をうまく利用してコストを最適化する
・無駄な在庫を抱えない仕組み作りやドロップシッピング(直送)などを取り入れ、保管・輸送コストを削減する
・店舗がある場合は、店頭受取の選択肢を用意して活用を推進する
・まとめ買いを促進することで注文1件あたりにかかる配送コストの比率を相対的に下げる
このように、配送会社との契約見直しや梱包の最適化、さらには物流代行や在庫管理の手法までを包括的に見直すことが、配送コスト削減につながります。
配送会社の見直しについては、「ECサイトを開設する人のための宅配便大手3社のまとめ」の記事もぜひご覧ください。
4-3.経費削減>商品調達コスト(仕入れ関連費用)を削減する
ECサイトの利益率を向上させる上で、売上原価に直結する「商品調達コスト(仕入れに関わる費用など)の削減」は極めて重要な施策です。
仕入れ価格や調達に伴う費用を引き下げることができれば、価格を下げることなく粗利を底上げでき、手元に残る利益を増やすことができるためです。もし価格を下げることができれば、競合優位性を向上させることも可能です。
◆商品調達コストを削減してECサイトの利益率を上げる具体例
・長期取引や大量注文を前提に価格交渉を行い、より有利な割引条件を引き出す
・複数社からの相見積もりや新規開拓により、価格・サービス面で常に最適な仕入れ先を選定する
・大量仕入れによるスケールメリットの活用や他社との共同購入により、仕入れ価格を引き下げる
・AI需要予測やデータ分析で正確な販売見込みを立て、無駄な在庫保管コストや滞留リスクを排除する
・必要な時に必要な量だけ調達するジャストインタイム方式を導入し、無駄な在庫保管コストを削減する
仕入先の選定については、「ネットショップの仕入れ方法と仕入れサイトを解説」の記事もぜひご覧ください。
このように、仕入れ先との価格交渉や相見積もりによる比較、さらにはAIを活用した発注ロジックの改善や小ロット化などを組み合わせることが、調達コスト削減を成功させる鍵となります。継続的に調達戦略の見直しと改善を繰り返していくことで、無駄な仕入れ費用を削ぎ落とし、サイト全体の利益率を確実に高めていくことができます。
4-4.経費削減>業務効率化・外注で人件費を削減する
ECサイトの利益率を高めるためには、固定費の中でも大きな割合を占める「人件費の削減」に踏み込むことも不可欠です。
単に人員を減らすのではなく、業務効率化や工数削減につながるシステム・ツールを導入して手作業を自動化すれば、より少ない人数で日々の運営を回せるようになり、結果として無駄な固定費を大幅に削ぎ落とせるからです。
◆人件費を削減してECサイトの利益率を上げる具体例
・複数モールの受注処理や在庫連動、商品登録などの手作業を一元管理できるシステムを導入する
・顧客へのフォローメールやセグメント配信などをMAツールで自動化して、人による販促業務を減らす
・よくある質問への初期対応にAIチャットボットを導入し、カスタマーサポートの人件費を軽減する
・倉庫管理システムを導入して、現場スタッフの作業工数やミスによる手戻りを減らす
・カスタマーサポートや物流の出荷作業、商品撮影などの定型業務を専門業者へ外注する
・受注処理や顧客管理がスムーズで外部システムとも柔軟に連携できる「EBISUMART」など、使い勝手の良いECカートシステムに変える
各種ツールやシステムを新規導入するには、初期費用や月額費用などのコストが一時的に発生します。しかし、長期的な視点で見れば、手作業のまま膨大な人件費を払い続けるよりも、トータルのコストを低く抑えられる可能性が高いと言えます。
不要な作業工数を徹底的に排除して運営をスリム化していくことで、固定費の負担を減らし、サイト全体の利益率を底上げすることができます。
関連記事:
・FAXや電話によるアナログな注文処理と比較して、受発注処理の業務効率が6〜8倍に向上した事例
・取引先からの問い合わせを23%減少させ、オペレーター業務を削減した事例
4-5.経費削減>決済・販売手数料を削減する
ECサイトの利益率を高めるためには、売上に比例して発生する「決済手数料」と「販売手数料」の両面を見直し、変動費の負担を可能な限り引き下げることが不可欠な施策です。
クレジットカードの利用やモールへの出店にかかる手数料は、売上が伸びるほど金額が確実に膨らむコストです。この手数料率をわずかでも削減できれば、その削減分がダイレクトにサイトの純利益として手元に残ります。
◆決済・販売手数料を削減してECサイトの利益率を上げる具体例
・手数料の低い決済方法を導入し、できるだけ顧客に使ってもらうよう誘導する
・複数の決済システムを比較検討し、より安いシステムやプランへ乗り換える
・複数の決済サービスを一括導入することで割引される場合は、一括導入を検討する
・複数プラットフォームを使っている場合は、販売手数料の低いプラットフォームに誘導する
・自社の売上規模に応じて、定額プランや売上連動(レベニューシェア)プランなど最適な手数料体系を選択する
たとえば現在、固定料金のカートシステムを利用している場合、売上規模や成長フェーズによっては変動料金制の「レベニューシェアプラン」などへ切り替えることで、全体のコストを大幅に下げられる可能性があります。
決済手数料や販売手数料は売上連動で確実に引かれるコストだからこそ、定期的にプランや提携先を見直すことが重要です。
4-6.販売戦略>商品価値向上・アップセルで購入単価を上げる
ECサイトの利益率を高めるためには、これまでに解説した徹底的なコスト削減策(経費削減)に加えて、売り方の工夫による施策も必要となります。
仕入れ値や固定費などのコストカットは頑張っても限界があるため、顧客一人一人が購入する金額そのものを引き上げていく取り組みが効果的です。
単なる値上げではなく、商品の魅力や見せ方を高めて満足度を上げながら購入単価を上げることが、結果として顧客生涯価値(LTV)を向上させることにもつながります。
◆購入単価を高めてECサイトの利益率を上げる具体例
・写真や文章にこだわり、付加価値を商品ページでしっかりと訴求する
・単なる値上げではなく、品質や機能面をアップさせて価格を以前よりも高くする
・保証やアフターサービスを充実させることにより、最安値ではなくても納得感を与える
・購入時にノベルティなどおまけを付けることで、商品の魅力を高めて価格を上げる
・顧客が購入を検討している製品よりも、価格が高いモデルを提案して1件あたりの注文単価を底上げする(アップセル)
他サイトとの価格競争に巻き込まれたり、安易にセールを打ちすぎたりすると、なかなかECサイトの利益率は改善しません。商品の値付け方法や見せ方に工夫を凝らし、戦略的に購入単価とLTVを高める施策を実行していきましょう。
LTVについてさらに詳しく知りたい方は、「ECで重視すべき『LTV』とは?計算方法から向上策まで具体的に分かる」の記事もぜひご覧ください。
4-7.販売戦略>まとめ買い・定期購入を促す
セット販売やまとめ買い、さらには将来の複数回購入を約束する定期購入(サブスク)を促していく施策も、ECサイトの利益率を高めることにつながります。
注文あたりの購入点数が増えれば、売上に占める物流コストや決済手数料、出荷にともなう人件費などの比率を相対的に低く抑えることができるからです。さらに、定期購入によりリピートの確度を高めることができれば、集客にかける費用を削減できます。
◆まとめ買い・定期購入を促してECサイトの利益率を上げる具体例
・関連性の高い別々の商品や同一商品の複数個をパッケージ化する「バンドル販売」を企画し、顧客の利便性を高めながら客単価と長期的なLTVを大幅に引き上げる
・都度購入から「定期購入(サブスクリプション)」への移行を促し、継続的な利益を確保する
・平均客単価より少し高い水準に「送料無料になる金額」を設定し、「もう少しで送料無料」という心理から追加購入を促す
・対象商品の複数購入に応じてポイント付与率を高める「ポイントキャンペーン」を実施する
・関連商品を提案するレコメンド機能を戦略的に活用して、購入点数を増やす
たとえばアパレルECサイトの場合、レコメンド機能を活用して、ベースとなる特定の商品に対して、一緒に購入されやすい関連アイテムをシステム上でひも付けます。これらをまとめてコーディネート販売すれば、1点ではなく3点などのまとめ買いを促すことが可能です。
出典(画像):EBISUMARTサポートサイト│【アパレル企業必見】標準機能を活用して作る「コーディネート特集」とは!?
レコメンド機能については、「ECのレコメンドとは?売上停滞を打破する手法を分かりやすく解説」の記事もぜひご覧ください。
単一の商品を売るだけでなく、まとめ買いや定期利用が自然と選ばれるような導線・キャンペーン設計を徹底し、ECサイト全体の利益率を最大化していきましょう。
4-8.販売戦略>利益率の高い商品を用意する
ECサイトの利益率を高めるためには、ここまで解説した購入単価の向上やセット販売の促進に加え、ECサイト内で扱う商品そのものの構成を見直し、原価率が低く利益幅の大きい商材へ顧客を戦略的に誘導していく戦略も有効です。
どれだけ販売数量や客単価が増えても、扱う商品の大半が薄利多売の低利益率商材のままでは、サイト全体の利益率を増やすことは難しいためです。
◆利益率の高い商品を用意・誘導してECサイトの利益率を上げる具体例
・他社や近所のお店で簡単に手に入らないハンドメイド商品や独自企画の製品を開発する
・一度作成すれば追加の製造コストや送料がかからない、デジタルコンテンツやテンプレートなどの複製可能な商材を用意する
・美容・健康や不便解消といった「悩みを解決する効果が明確な商品」を用意して、価格ではなく効果を重視させて高価格で販売する
・独自のストーリーや優れたデザインによってブランド価値や付加価値を高め、原価以上の価値を認めてくれる熱狂的なファンを獲得する
こうした利益率の高い商品を用意した後は、先ほど解説したアップセルやまとめ買い、定期購入にうまく連動させて、できるだけ利益率の高い商品が売れる仕組みを作っていきましょう。
意図的に利益率の高い商材を開発・用意して販売の主軸に据えることが、ECサイト全体の利益率を改善するための重要アプローチとなります。
4-9.販売戦略>EC運営のプロに相談する
ECサイトの利益率を高めるためには、豊富なノウハウを持つEC運営のプロ(コンサルタントや運用支援サービス)へ相談するのも極めて有効です。
利益率の改善には、コスト削減、価格戦略、商品開発、データ解析など多角的な視点が必要であり、取るべき施策もECサイトごとに異なります。プロの客観的な診断を受けることで、自社では気付けなかった課題や「最も早く利益率が向上するボトルネック」を的確に特定・改善できます。
主な相談先には、以下のような種類があります。
◆EC運営の主な相談先
・EC専門のコンサルティング会社:売上や利益率を高めるための戦略立案、競合調査、データ分析など、総合的に相談できる
・Web広告代理店:集客数(アクセス数)の拡大や広告運用の最適化に強みを持ち、CPA(顧客獲得単価)を抑えて効率的に成果を出す広告戦略の相談ができる
・SEO業者(検索エンジン最適化の専門会社):検索結果の上位表示を通じて、広告費(掛け捨てのコスト)をかけずに継続的なアクセスを集めるためのコンテンツ制作支援を受けられる
・Web制作会社:サイト構築や改修といったUI/UX・デザイン面、使いやすさの改善に関する相談が可能
・ECシステム・ベンダーの運営支援サービス:自社が利用しているECプラットフォーム(カートシステム)の仕様や機能を熟知しており、システムの強みを最大限に生かした売上・利益率向上の提案を受けられる
外部の専門的な知見やリソースを戦略的に活用することで、無駄な投資や遠回りをすることなく、収益性の高いECサイトへと成長させることができます。客観的なデータ分析に基づいたプロのアドバイスやサポートを取り入れ、ECサイト全体の利益率を劇的に改善していきましょう。
なお、クラウドEC構築プラットフォーム「EBISUMART」では、顧客企業ごとに最適な運用を伴走する「専任の運用サポート担当者」が作業内容や進捗を把握する体制を整えています。ECの枠組みにとらわれることなく事業全体の成功を支える「売上成長支援」も提供しており、状況に合わせた最適なシステム運用と利益率改善の提案をさせていただきます。
ECサイトの売上・収益改善に関する情報をさらに知りたい方は、「ECサイト売上を集客とCVR改善でアップする具体的方法」の記事もぜひご覧ください。
5.カート見直しでECサイトの利益率をアップさせた事例
前章で解説したように、ECサイトの利益率を改善する方法はさまざまです。そのうちの「人件費の削減」「決済手数料の削減」「単価アップを狙う販売戦略」といった複数の施策を同時に実現できる土台となるのが「ECカートの見直し」です。
ここからは、カートシステムを見直したことで複数の課題をクリアし、収益性向上を成し遂げた企業の成功事例を2つ紹介します。
「もし自社が利用しているシステムを切り替えたら、どれだけの無駄な手作業や改修費用が浮くだろうか」と、自社の現在の運営状況やスタッフの業務負担を具体的にイメージしながら読み進めてみてください。
5-1.ECサイトの運用コストを50%削減した事例(タマス様)
カートシステムの移行によってECサイトの運用コストを50%削減し、大幅な利益率アップを達成した株式会社タマス様の事例を紹介します。
卓球用品の製造・販売を行う株式会社タマス様は、公式オンラインショップの運営において、システムの老朽化や高額な維持・改修コストが利益率を圧迫しているという課題を抱えていました。
◆導入前の課題
・システムが古く、スマートフォン対応などの時流に合わせた改修が遅れていた
・機能を更新したり追加したりするたびに、高額な追加改修費用が発生していた
・月々のサーバ費用と運用コストの負担が大きく、ECサイトの利益率を押し下げる要因になっていた
こうした課題を根本から解決するための解決策として「クラウドECシステム」の切り替えが良いと考えた株式会社タマス様は、株式会社インターファクトリーのECシステム「EBISUMART」を導入しました。
◆EBISUMARTを選定した理由
・システム改善や標準機能が毎週自動でアップデートされるため、システムが古くならない
・数年ごとに数千万円規模の手間と費用をかけてシステムを刷新するパッケージ型の手法から脱却できる
・将来的に「ラケットやウェアなどをお客様がカスタマイズして購入」のような機能を実装できる
◆導入後の効果
・月々のサーバ費用と追加改修費用を合算したECサイトの運用コストを50%削減できた
・リニューアルを機に「Amazonペイメント決済」を導入し、ユーザーがカード情報を入力する手間を省くなど、UXを大幅に改善できた
・専任のコンシェルジュによる手厚いサポートがあり、運用の不明点を即座に解決できる体制が整った
本事例のように、ECサイトのシステムをリプレースすることにより、日常的な改修コストやサーバ維持費を削減し、売上に依存せずともECサイトの利益率を直接的に高めることが可能です。
この事例の詳細は「EBISUMARTを導入して、ECサイトの運用コストを50%削減できました。:タマス様」をご覧ください。
5-2.事務オペレーションコストを大幅に削減した事例(大洋製器工業様)
企業間取引(BtoB)におけるアナログな受発注業務をECシステムへ移行し、人件費や事務コストの徹底的な削減によって会社全体の利益率を劇的に改善した大洋製器工業株式会社様の事例を紹介します。
玉掛け作業用具などの製造・販売を行う総合メーカーの大洋製器工業株式会社様は、全国に多くの取引先を抱えており、膨大な伝票処理や電話・FAXによる在庫・価格の問い合わせ対応に追われ、事務オペレーションコストが利益率を圧迫しているという課題を抱えていました。
◆導入前の課題
・取引先からの「在庫状況と価格の照会」の電話やFAXが非常に多く、営業担当者が不在の際に迅速な回答ができていなかった
・膨大な顧客数に対して紙の価格表を郵送・提出しており、印刷や発送にかかる事務コストや手間が大きかった
・取引先にとっても、毎回電話をかけたりFAXを送ったりして発注する作業自体が大きな負担になっていた
こうした課題を解決するには、BtoB向けECシステムを導入すべきと考えた大洋製器工業株式会社様は、他社の安価なパッケージやフルスクラッチなども含めて比較検討を始めました。
◆EBISUMARTを選定した理由
・サイト構築後に自社で新たな課題や必要な機能を洗い出すのが難しくても、システムが自動でバージョンアップしていくため安心して長期利用できる
・基幹システムとの連携や取引先別の送料設定など、BtoB特有の複雑な要件を網羅する豊富なカスタマイズ実績がある
・すでに多くのBtoB企業で導入され、確かな成果を出している信頼性の高いクラウドECである
EBISUMARTを導入した結果、当初100社程度だった登録会員数は600社を突破し、多くの取引先がWeb経由での照会・発注へとシフトしたことで、狙い通り事務オペレーションコストを劇的に削減することに成功しました。
◆導入後の効果
・取引先がスマートフォン等からいつでも在庫や価格を自己照会できるようになり、社内の電話・FAX対応にかかる事務コストを大幅に削減できた
・紙面で提出していた製品の価格表を完全に廃止することができ、ペーパーレス化によるコストカットを実現できた
・不明点がある際も「EBISUMARTサポート」の専任スタッフが迅速に対応してくれるため、システム運用が社内リソースの負担にならなかった
本事例のように、一般消費者向け(BtoC)のECだけでなく、企業間取引(BtoB)における「問い合わせ対応」や「書類発行」といったアナログな業務をECシステムで自動化・デジタル化することも、人件費や固定費を削って利益率を高めるための非常に強力なアプローチです。
社内の事務オペレーションの重さが利益率を押し下げている場合は、柔軟なカスタマイズが可能なクラウドコマースプラットフォームを活用して取引をシステム化するだけで、劇的な業務効率化と収益性の改善を同時に成し遂げることが可能です。
この事例の詳細は「事務オペレーションコストが大幅に削減しました:大洋製器工業様」をご覧ください。
6.ECサイトの利益率改善を実現するECシステムならEBISUMART
ECサイトの利益率を改善するためには、売上や客単価アップといった販売戦略も重要ですが、まずは徹底的な「コスト削減」を第一に考えることが重要です。
4章で解説したように経費削減にもさまざまなアプローチが存在しますが、クラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」であれば、複数の側面から同時にコストを大幅に削減することが可能です。
・毎週の自動アップデートで将来的なシステム改修コストをゼロにできる:トレンドに合わせた機能追加やセキュリティ改善が毎週自動で行われるため、数年ごとに数千万円規模の費用と手間をかけてサイトを再構築(リニューアル)する必要がなくなる
・BtoB・BtoCを問わずアナログな事務コストを大幅に削減できる:基幹システム連携や独自の業務フローに合わせた構築が可能であり、電話・FAX対応や書類発行の手間(人件費)を自動化して利益率を直接的に高められる
・豊富な標準機能・拡張性の高さにより無駄なツール導入費を抑えられる:決済手段の拡充やマーケティング機能、顧客管理(CRM)など、売上・単価アップに必要な機能が標準でそろっており、掛け捨ての外部コストを最小限に留められる
・専任の運用サポートがあるため時間ロスや無駄な人件費を削減できる:各企業の作業内容や進捗を把握した専任担当者が最適なサポートを行うため、不明な点を自身で調べたり手探りで検証したりする無駄な時間と人件費を徹底的に排除できる
・売上成長支援も受けることができ販売戦略のアドバイスも得られる:コスト削減だけでなく、ECサイトの売上成長支援のアドバイスも受けられるため、客単価向上や高利益率商品の開発といった「攻め」の路線からも利益率向上につなげることができる
実際に、先ほど紹介したタマス様の例ではEBISUMARTを導入することにより、ECサイトの運用コストを50%も削減できたと喜びの声をいただいています。また、BtoBの受注業務にEBISUMARTを導入することで事務オペレーションコストを大幅に削減した事例もあります。
そのほかにも累計導入数800サイト以上の確かな実績がございますので、ぜひ自社ECサイトの業界・業態・導入目的に近い事例をご確認ください。
「ECサイトの運用コストを下げて利益率を改善したい」「安定的に運用できるカートを探している」「販売戦略のアドバイスももらえるパートナーを選びたい」という方は、ぜひお気軽にEBISUMARTの資料請求・お問い合わせをご活用ください。
7.まとめ
本記事では「ECサイトの利益率」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。
◆ECサイトの粗利益率は30~60%・営業利益率は10%~20%が目安
・ECサイトの営業利益率は10%~20%が目安
◆ECサイトを運営するなら「営業利益率20%」を1つの目標にしよう
◆ECサイトの利益率の数値を追い求めるよりも「利益率を改善していくこと」が大事
◆ECサイトの利益率を改善する9つの方法
・経費削減>配送に関わる費用を削減する
・経費削減>商品調達コスト(仕入れ関連費用)を削減する
・経費削減>業務効率化・外注で人件費を削減する
・経費削減>決済・販売手数料を削減する
・販売戦略>商品価値向上・アップセルで購入単価を上げる
・販売戦略>まとめ買い・定期購入を促す
・販売戦略>利益率の高い商品を用意する
・販売戦略>EC運営のプロに相談する
◆カート見直しでECサイトの利益率をアップさせた事例
・事務オペレーションコストを大幅に削減した事例(大洋製器工業様)
ECサイトの利益率改善は「経費削減」と「販売戦略」の両輪で考えていく必要があります。どちらのサポートもできるカートシステムを選びたい方はぜひ、EBISUMARTをご検討ください。

























