【令和6年最新】EC売上|市場規模の推移とEC売上ランキング一覧


「新たにEC事業を始めるつもりだけど、正直どれくらいの売上が期待できるの?」
「EC事業だけで、売上は本当に伸びるのだろうか?」

新たにEC事業に参入を考えているけれど、市場全体の売上も分からず、ECサイトを開業して売上を伸ばすイメージができない方も少なくありません。

中には、すでに競合が多いEC事業において、今のタイミングで参入すべきか迷っている方もいるでしょう。

飽和していると思われがちなEC市場ですが、現在でも毎年市場規模は拡大しており、売上高も増加傾向にあります

物販・サービス・デジタル系など、どの業界や分野においても売上は前年より増加しているため、早い段階でEC事業に参入すべきだと言われているのです

ただし、ECサイトを開業しただけで、ECの売上がどんどん伸びていくわけではありません。中には「売上が思うように伸びない」と悩んでいるEC担当者もいます。

ECサイトを開業して売上を伸ばしていくためにも、市場への理解と自社にとって最適なECサイト構築・運用が鍵となるでしょう。

そこでこの記事では、実際の市場データを参考に、EC事業で売上を伸ばしていくために必要な知識について、簡単に解説していきます。

◆この記事で分かること

・最新データに基づいた国内EC市場の売上推移が分かる
・ECサイト売上高をランキング形式で比較できる
・ECサイトで売上を伸ばしていくための注意点が分かる

EC事業への参入は、企業にとって大きく販路拡大できるチャンスだからこそ、しっかりと売上を伸ばしていけるECサイト構築・運用が必要になります。

せっかくECサイトを開業したのに、売上が伸びないと悩んでしまわないためにも、事前にECの売上に関する知識を身に付けておくべきです。

ぜひこの記事を最後まで読んで、より現実的にEC事業で売上を伸ばすイメージをしていきましょう。

1. ECの売上は増加傾向にある

「今さらEC事業を始めても、波に乗り遅れているのではないか?」と、漠然とした不安を感じてしまう方もいるかと思います。

実は、国内でのEC市場は10年以上前から増加傾向にありました。そして2024年11月時点で最新データである、2023年の段階でも、いまだに市場規模は拡大し続けており、EC市場全体の売上も増加傾向にあります

経済産業省が報告した電子商取引に関する市場調査によると、ここ数年での増加率も著しいことが分かります。

◆BtoC-EC 市場規模の経年推移(単位:億円)[図表 1-5]

図表 1-5:BtoC-EC 市場規模の経年推移(単位:億円)

出典(グラフ):経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査報告書」(2024年9月発表)

2014年からの市場規模の拡大はもちろんですが、特にコロナ禍で多くの方が外出制限に悩まされた2021年からの増加率が著しいことが分かります

近年では、王道の物販EC事業だけではなく、デジタル商品やサービス商品など、無形のEC事業の市場も拡大しているのです。

この調査結果から、国内でのECの売上は総じて増加傾向にあるため、今後のEC市場売上の増加も大いに期待できるでしょう。

2. 【分野別】市場規模でみるEC売上推移の最新データ

EC市場全体で売上が増加傾向にあることが分かったところで、特定の業界の場合はどうだろうと気になってしまうかと思います。

そこで、ここでは経済産業省の電子商取引に関する市場調査を参考に、物販系・サービス系・デジタル系の分野別でEC売上の推移について見ていきましょう。

2-1. 物販系分野のEC売上推移

ECサイトでの販売といえば、誰もが思い浮かべるのが「物販系分野」でのオンライン販売ではないでしょうか。

食品やアパレルなど、さまざまな物販系分野でのEC売上は、2022年から2023年の間で以下のように推移しています。

分類 2022年の市場規模(億円) 2023年の市場規模(億円)
食品、飲料、酒類 27,505 29,299(6.52%増)↗︎
生活家電、AV機器、PC・周辺機器等 25,528 26,838(5.13%増)↗︎
書籍、映像・音楽ソフト 18,222 18,867(3.54%増)↗︎
化粧品、医薬品 9,191 9,709(5.64%増)↗︎
生活雑貨、家具、インテリア 23,541 24,721(5.01%増)↗︎
衣類・服装雑貨等 25,499 26,712(4.76%増)↗︎
自動車、自動二輪車、パーツ等 3,183 3,223(1.26%増)↗︎
その他 7,327 7,391(0.87%増)↗︎
合計 139,997 146,760(4.83%増)↗︎

出典(データ):経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査報告書」(2024年9月発表)

どの分類で見ても、EC売上が増加していることが分かります。

特に毎日の生活に欠かせない、食料品や飲料品、そして化粧品や医薬品などのEC売上が好調に増加しているのが一目瞭然です。

2-2. サービス系分野のEC売上推移

EC市場の中でも、物販に次いで売上をあげているのが「サービス系分野」のEC事業です。

サービス系のECの代表として挙げられるのが、旅行サービスや飲食サービスで、物品ではなく提供されるサービスに対して金銭のやり取りが発生します。

サービス系分野における、2022年から2023年の間のEC市場規模推移は、以下のとおりです。

分類 2022年の市場規模(億円) 2023年の市場規模(億円)
旅行サービス 23,518 31,953(35.87%増)↗︎
飲食サービス 6,601 8,165(23.68%増)↗︎
チケット販売 5,581 6,658(19.30%増)↗︎
金融サービス 7,557 8,483(12.25%増)↗︎
理美容サービス 6,139 6,854(11.65%増)↗︎
フードデリバリーサービス 5,300 5,868(10.72%増)↗︎
その他 6,782 7,189(6.00%増)↗︎
合計 61,477 75,169(22.27%増)↗︎

出典(データ):経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査報告書」(2024年9月発表)

上記の数値は、2021年頃の外出自粛などの影響も大いにあると考えられますが、それでも売上が大きく増加していることが分かるかと思います。

このことから、無形サービスのEC分野においても、今後も売上増加が期待できると言えるでしょう。

2-3. デジタル系分野のEC売上推移

近年取扱の増えている電子書籍や音楽配信など「デジタル系分野」における、EC市場の売上推移は以下のとおりです。

分類 2022年の市場規模(億円) 2023年の市場規模(億円)
電子出版(電子書籍・電子雑誌) 6,253 6,683(6.87%増)↗︎
有料音楽配信 1,023 1,165(13.87%増)↗︎
有料動画配信 4,359 4,717(8.20%増)↗︎
オンラインゲーム 13,097 12,626(3.60%減)↘︎
その他 1,242 1,316(6.00%増)↗︎
合計 25,974 26,506(2.05%増)↗︎

出典(データ):経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査報告書」(2024年9月発表)

近年、デジタル系のECを多くの人が利用するようになりました。そのため、売上増加率が高いことにも納得できます。

ほとんどのジャンルで売上増加している中で、唯一売上が減少したとされているのが「オンラインゲーム」のジャンルです。

売上減少の理由には、外出自粛解除に伴いパソコンやスマートフォンでゲームをすることに時間を費やすユーザーが減ったとも考えられます。

このように、環境や情勢の変化によりEC売上も激しく変動すると理解しておきましょう。

2-4. 【番外編】個人間取引のEC売上推移

EC市場の中でも、番外編としてお伝えするのがCtoC(個人間取引)」の売上推移です。

フリーマーケットプラットフォームや、フリーランス取引のプラットフォームなど、個人間で取引を行う市場の売上も増加傾向にあります。

分類 2022年の市場規模(億円) 2023年の市場規模(億円)
CtoC 取引 2兆3,630億円 2兆4,817億円(5.0%増)↗︎

出典(データ):経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査報告書」(2024年9月発表)

これを見ても分かるように「お店から商品・サービスを買う」だけではなく、「個人から商品・サービスを買う」が、当たり前になってきています。

ここまで紹介してきた分野別の売上からも分かるとおり、日本国内におけるEC市場の売上はほとんどの分野において増加傾向にあるのです

3. モール型ECサイト売上TOP5

ショッピングモールのように、複数の店舗が同じプラットフォームに出店するタイプのECサイトの売上ランキングは以下のとおりです。

順位 サイト名 売上高
1 楽天市場 6兆円
2 Amazon 3兆6,556億円
3 Yahoo!ショッピング※ 1兆6,658億円
4 ヤフオク! 1兆11億円
5 ZOZO 1,970億円

出典(データ):楽天市場「楽天グループ株式会社2023年度通期および第4四半期決算ハイライトに関するお知らせ」、LINEヤフー「統合ポータル2023年度 コマース事業」、月刊ネット販売「第24回 ネット販売白書」より、筆者がランキング作成
※2022年10月に、Yahoo!ショッピングとPayPayモールが統合

国内で参入できるECモールの数は限られていますが、代表として挙げられるのが楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの3つです。

上位3つのECモールの売上高が高いのには、出店している企業数が圧倒的に違うという点もあるでしょう。

このように、売上高を見ることで、そのECモールの知名度や集客力などを把握することも可能です。

4. 自社型ECサイトTOP10

自社型ECサイトとは、自社の商品もしくは取扱商品のみを販売する自社ECサイトのことを指します。

自社型ECサイトは構築方法や仕組みによって、さらに種類が細分化されますが、ここでは企業別の自社型ECサイトの売上高を見てみましょう。

順位 サイト名(企業名) 売上高 主要商材
1 ヨドバシ.com(ヨドバシカメラ) 2,268億円 家電
2 ヤマダウェブコム(ヤマダホールディングス) 1,550億円 家電
3 ユニクロオンラインストア(ユニクロ) 1,338億円 衣料品
4 ビックカメラ.com(ビックカメラ) 1,274億円 家電
5 oisix(オイシックス・ラ・大地) 993億円 食品
6 厳選ジャパネット(ジャパネットたかた) 896億円 家電
7 ニトリネット(ニトリホールディングス) 871億円 家具
8 イオンネットスーパー(イオン) 800億円 食品
9 アイリスプラザ 750億円 雑貨
10 ドットエスティ(アダストリア) 689億円 衣料品

出典(データ):月刊ネット販売「第24回 ネット販売白書

このように、自社ECサイトだけでもECモールに引けを取らない売上が出ている企業もあるのです。

上位にランクインしている企業を見ると、業界や分野も違えば、取扱商品も違うけれどECの売上を伸ばしていることが分かります。

事業規模に合わせて、最適なECサイトを構築・運用できれば、自社型ECサイトでも高い売上が期待できるのです

5. 国内全体でEC売上は増加傾向にあるからこそ、EC業界に「今」参入すべき

国内全体のEC市場規模から、業界や企業別の売上ランキングなどの実際の数値を見てきたことで、今後もEC市場の成長に期待できることが理解できたのではないでしょうか。

今後も売上増加が期待されているからこそ、まだECサイトを持っていない場合や、ECサイトはあるけれどしっかり運用できていない場合などは、まさに「今」こそ本格的にEC業界に参入すべきです。

企業規模に限らず、商品やサービスを取引している企業がEC業界に参入すべき理由には、以下のようなものがあります。

◆多くの企業がEC業界に参入すべき理由

・各地域に店舗がなくても、日本全国に販路拡大できる
・より多くの人の目に触れるのでブランディングになる
・24時間いつでも注文を受け付けられるので、稼働時間を制限されない
・継続購入する顧客の購入手段を増やせる

インターネット上でいつでも買い物ができるECサイトを開業することは、企業にとっても大きなメリットですが、消費者にとっても購入手段が増えるというメリットがあります。

いつでも、どこにいても商品を購入できるECサイトがあることで、EC事業はもちろんのこと、企業全体の売上増加につながるでしょう。

だからこそ「今さらECサイトを開業しても乗り遅れているのでは?」と悩んでしまうのではなく、すぐに自社にとって最適なECサイト開業を準備していくべきです。

6. ECサイト開業の流れ全体像

今後も売上が伸び続けていくことが期待できるEC市場への参入を考え始めたら、自社にとって最適なECサイトを開業するための流れに沿って準備を進めていきましょう。

ECサイトを開業するには、一般的に以下のような流れで進めていきます。

◆ネットショップ開業の主な流れ

STEP1:ECサイトのコンセプトや販売商品を決める
STEP2:決済方法を決める
STEP3:必要な届出や法律関係を確認する
STEP4:必要な機能やシステムを洗い出す
STEP5:利用するプラットフォームを決める
STEP6:ECサイトのデザイン・構築をする
STEP7:商品登録をする
STEP8:ECサイト運営を開始する

関連記事:【2024年】ネットショップ開業方法8STEP!基礎や運営を解説

EC事業で売上を伸ばしていくためには、ECサイト構築の段階からしっかりと計画を立ててすすめていくべきです。

せっかくECサイトを開業したにも関わらず、「なかなか売上が伸びない」と壁にぶつかって諦めてしまわないためにも、EC事業の土台となるECサイト構築についてしっかりと考えていきましょう。

ECサイト開業の流れを具体的に知りたい方は、以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

関連記事:【2024年】ネットショップ開業方法8STEP!基礎や運営を解説

7. ECサイトを開業して売上を伸ばすための注意点3つ

ここまで、国内でのEC市場の売上推移と、これから新たにEC業界参入するために理解しておくべき知識をお伝えしてきました。

中には、すぐにでも新たにECサイトを開業しようと考え始めた方もいるのではないでしょうか。

ECサイトで売上を伸ばしていくためには、ただ闇雲にECサイトを開業すれば良いというわけではありません。

EC業界で失敗しないためにも、以下の3つの注意点を理解したうえで、ECサイト開業を進めていきましょう。

◆ECサイト開業後に売上を伸ばすための注意点3つ

・ECサイト内の購入導線やデザインが複雑になると離脱されてしまう
・運用中にしっかりと集客しなければ、そもそも商品を見てもらえない
・ECサイト開業後も定期的にリニューアルしていかなければ売上は伸びない

それぞれについて、詳しく解説します。

7-1. ECサイト内の購入導線やデザインが複雑になると離脱されてしまう

サイト構築の段階から、購入導線やサイトデザインが複雑にならないように意識しなければいけません。

なぜなら、購入導線やサイトデザインが複雑になればなるほど、それまで購入意欲の高かったユーザーが「なかなか求めている商品・情報にたどり着かない」と感じてしまい、サイトから離脱してしまうからです。

サイトデザイン・設計などを考える段階で、ユーザー目線を忘れてしまうと、以下のようなECサイトになりがちなので注意しましょう。

・「文章だけ」や「写真だけ」になってしまい、読み進めるのが苦になる
・全体のフォントが小さすぎて、何が書いてあるか分からない
・商品ページの階層が複雑すぎて、欲しい商品が探せない
・商品購入までの導線が複雑すぎて、購入前に疲れて離脱してしまう

せっかくECサイトを訪れてくれたユーザーを離脱させないためにも、ECサイト構築段階からユーザー目線に立って使いやすいサイト設計を意識しましょう。

ECサイトのデザインから考えてみたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:売れるネットショップをデザインするための5つのポイント

7-2. 運用中にしっかりと集客しなければ、そもそも商品を見てもらえない

ECサイトは開業後にしっかりと「集客」しなければ、一向に売上は伸びていかないでしょう。

なぜなら、ECサイトを開業しただけで自然とユーザーが集まってきて集客できるわけではないからです。

実店舗でお客さんを集めるために声掛けをするのと同様に、ECサイトでもしっかりと集客に力を入れて、ECサイトを訪れてもらうようにしなければいけません。

ECサイトへの集客をするために取れる施策には、主に以下のようなものがあります。

・Web広告を活用する
・自社SNSで宣伝する
・インフルエンサーなどに依頼してSNSマーケティングする
・SEOを意識して情報を記載する

上記はあくまでも一例ですが、実際に対策するのとしないのとでは雲泥の差が出てしまうでしょう。

少しでも多くのユーザーに商品を見てもらうためにも、ECサイト開業後もしっかりと集客に力を入れながら運用していけるようにしておきましょう。

ECサイトの集客を考える際に理解しておくべきポイントについては、以下の記事で解説しているのでご覧ください。

関連記事:ECサイト売上を集客とCVR改善でアップする具体的方法

7-3. ECサイト開業後も定期的にリニューアルしていかなければ売上は伸びない

ECサイトを開業して売上が出始めると安心してしまい、開業時のECサイトのままで何年も運用し続けてしまう方も少なくありません。

しかし、ECサイトの売上を伸ばすためには、成長していく事業規模に合わせて定期的にリニューアルしながら運用していく必要があります

なぜなら、以下の理由でECサイトの売上が伸び悩んでしまう場合が多いからです。

・システムが老朽化してしまい、使いづらいサイトになっている
・サイトデザインなどが時代遅れになってしまい、見てもらえない
・事業拡大につれて、機能面が不便になってきた

たとえば、消費増税やインボイス対応など、ここ数年でECサイトを運営していくうえで解決しなければいけない課題も数多くありました。

このような変化に柔軟に対応していかなければ、ECサイトを利用するユーザーも減ってしまい、売上が伸び悩んでしまう状況に陥ってしまうのです。

EC事業を取り巻く環境は目まぐるしく変わるからこそ、定期的にリニューアルを行いながら運営していく必要があると覚えておきましょう。

以下の記事では、より詳しくリニューアルの重要性と手順を解説しているので、お時間がある時にご覧ください。

関連記事:ECの売上を伸ばすリニューアルのポイント5つと手順を解説

8. スモールスタートでも、事業拡大に合わせてECサイトを切り替える選択を!

「EC業界に参入して、しっかりと売上を伸ばしていきたい」と考えている方は多くいます。しかし同時に、せっかくお金をかけてECサイトを作るなら失敗したくないと感じているのではないでしょうか。

そのような場合は、まずは無料ASPやECモールなどでスモールスタートし、事業規模が拡大してきたタイミングで、本格的な自社サイト構築に切り替えるのも選択肢の一つです。

無料で利用できるASPや、手軽に出店できるECモールは、費用面や手間を考えると初めてECサイトを構築する場合に向いているといえます。

しかし、実際のところは利用できる機能に制限があったり、集客力に限界がある場合がほとんどで、運用年数が増えてくるにつれて「こんな機能があれば」と不便に感じ始めるでしょう。

事業規模が拡大し、せっかくEC売上を伸ばせる可能性があるならば、制限の多いECサイトを運用するのではなくリニューアルして最適化していくべきです。

7-3. ECサイト開業後も定期的にリニューアルしていかなければ売上は伸びない でもお伝えしたとおり、定期的なリニューアルが売上UPにつながるからこそ、ECサイト自体も切り替えていくべきだと覚えておきましょう。

企業規模に合わせて柔軟に拡張できる「ebisumart」でEC売上UPも期待できる

これから新たにECサイトを構築する方や、現行ECサイトからの切り替えを検討している方には、拡張性の高いebisumartが向いています。

本格的にEC事業を拡大していきたい方に、ebisumartをおすすめする理由は以下の通りです。

・さまざまなタイプのECサイト構築ができる(BtoB、BtoC、モール型、オムニチャネルなど)
・システム連携だけで豊富な拡張機能を利用できる
・既存ECサイトからの移行も丁寧にサポート
・売上成長支援でEC事業全体をサポート

このようにebisumartでは、新規ECサイト構築からECサイト移行だけではなく、EC事業全体の売上を伸ばすためのサポートをしているのです。

EC担当者の、「何を選ぶべきか分からない」や「EC事業で売上を伸ばせるだろうか」という不安をしっかり理解して提案することで、企業それぞれに最適なECサイト構築を目指しています。

ebisumartでのECサイト構築について詳しく知りたい方は、下記より無料でご覧いただける資料を活用してみてください。

9. まとめ

この記事では、日本国内におけるEC市場の売上推移を中心に、EC業界に参入すべき理由を解説してきました。

「今さらEC業界に参入しても、売上は期待できるのだろうか」と不安になる方も多くいますが、国内市場は安定して売上増加傾向にあります。

どの業界・分野においても、売上高が伸びているからこそ、まさに「今」参入しなければ大きな損失になってしまうかもしれません。

◆EC業界に参入すべき理由

・各地域に店舗がなくても、日本全国に販路拡大できる
・より多くの人の目に触れるのでブランディングになる
・24時間いつでも注文を受け付けられるので、稼働時間を制限されない
・継続購入する顧客の購入手段を増やせる

ECサイトを開業することで、EC業界に参入していない現在よりも、確実に売上を伸ばすことができるでしょう。

さらに、EC売上を伸ばすために最適化されたECサイトを構築・運用していければ、予想以上のEC売上をあげることができる可能性もあるのです。

ぜひこの記事を参考にして、EC売上の実態を理解したうえで、ECサイトを新たに構築するべきか考えてみてください。


セミナー情報

ABOUT US
首藤 沙央里
2019年9月、株式会社インターファクトリーに入社。 マーケティングチームにてオウンドメディア運用を担当し、年間40本以上の記事を掲載。 社内広報、採用広報に加え、EC業界やクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」についての情報発信も行う。