EC専任人材もノウハウもない状態から「2年で売上10億円」という高い目標を掲げた株式会社中島大祥堂様。カートシステムを問わず、Web広告・SEO・モール運営など全方位でEC事業に伴走するEBISU GROWTHのサービスを活用し、どのようにEC事業を成長させてきたのか。EC事業担当の森川様にその取り組みについて伺いました。
<お客様プロフィール>
株式会社中島大祥堂
営業・マーケティング本部
店舗運営部
部長
森川 大 様
目的
・高い売上目標を達成するための戦略立案と実行
・EC運営に関するノウハウの補完
課題
・高い売上目標に対し、具体的な戦略や「勝ち筋」を描ける人材の不足
・リソース不足により、サイト改善や新規顧客獲得のための施策の停滞
効果
・広告ROASが80%から220%へ改善
・コンテンツSEOにより、短期間で高水準のセッション数を維持
・社内スタッフのWebマーケティングスキルの向上
「一番大切な人に食べてもらうお菓子」を全国へ届ける、株式会社中島大祥堂
株式会社中島大祥堂 森川様(以下、森川様):
当社は「一番大切な人に食べてもらうお菓子づくり」というミッションを、製造から販売に至るまで、全従業員で大切にしながら日々業務にあたっています。ブランドはHitotoe・DANKE・中島大祥堂の3つがあり、Hitotoeはギフトカタログ、DANKEはスーパーやコンビニエンスストアへの卸売りをメインとし、中島大祥堂は2015年に丹波に出店した直営ブランドとなります。
本年度より、単にお菓子を売るだけでなく、「感謝がもっと世の中に広がるようなブランドにしたい」というミッションへ再定義しました。丹波素材で作ったおいしいお菓子を通して、感謝や素敵な思いがより多くの方に広がる世の中にできたらと考えています。
「平和だからこそお菓子は売れる」という社長の言葉は、いまや全社員の共通認識となっています。人々の心にゆとりがあり、穏やかな日常が守られているからこそ、私たちの商品を手に取っていただける。その重みを全員が胸に刻み、日々業務にあたっています。
─EC事業はどのような位置づけ、役割と捉えていらっしゃいますか。
森川様:
EC事業の最大の強みは、全国のお客様に届けられる点だと思っています。中島大祥堂は実店舗が関西のみなので、お菓子を直接お届けできる地域が限られます。「世の中にもっと感謝を広げたい」というブランドであるならば、全国の方にお届けしなければなりませんし、Hitotoeは本来、カタログギフトを通じて出会うブランドなので、購入場所が限られています。一度その味を知っていただいたお客様に再度ご購入いただく場所としてもオンラインショップを活用しています。
また、オンラインショップには情報をしっかり載せるようにしています。店舗ではスペースに限りがありますし、お客様も時間がなくてじっくり見れなかったりと情報を伝えきれないこともあります。その点オンラインショップでは、商品情報詳細や画像など、じっくりお選びいただけることを意識しています。
ファンづくりの観点でいうと、モール出店も積極的に行うようになりました。一定数「特定のモールでないと買い物をしない」というお客様もいらっしゃいますので、より多くの方に中島大祥堂を知っていただくためには重要なことだと思っています。

▲株式会社中島大祥堂
営業・マーケティング本部
店舗運営部
部長
森川 大 様
「売上10億円を目指そう」ゼロからの立ち上げに向けた課題
─EBISU GROWTH導入前の状況を教えてください。
森川様:
私が着任した時点で、オンラインショップの売上は年商7,000万円規模でした。それを2年で10億円にするというのが当初のミッションでしたね。
その高い目標に対して、やるべきタスクが山積みでした。Web広告やSEOといった施策の必要性は理解していても、自社内だけで完結させるにはノウハウがありませんでした。リソースも限られ、オンラインショップの会員数もそこまで多くない。まずは新規顧客を飛躍的に増やす必要があるとは分かっているものの、その筋道が見えていませんでした。
さらに、当社ではEBISUMART以外のプラットフォームを使用していますが、専門的な知識がなければ触ることも難しく、自分たちの手でサイトを改善したくても、何から手をつければいいのかさえ分からない状態でした。
こういった状況を打破するために、EC関連のソリューションが集結する展示会へと足を運びました。私たちがやりたいことに対して、何が必要で、どんな条件なら実現できるのか。まずはプロの声を聞こうと考えました。
決め手は「本気度」と「現実的な提案」。売上10億円を本気で目指す伴走パートナー
─複数社の中からEBISU GROWTHを選ばれた理由を教えてください。
森川様:
当時、3〜4社からご提案をいただきました。ほとんどの支援会社さんは、「こういうことをしたらいいですよ」というような、理想的な未来のことを話された印象でした。
逆にEBISU GROWTHは、「本当に売上7,000万円から10億円をやり切るのであれば、例えば投資額としてこれぐらいの痛みが伴う」、「リソースや作業量としてはこれぐらいの規模になる」など、そういう大変なこともきちんと伝えてくれました。また、その目標達成への道筋の解像度が非常に高かったのも印象的です。具体的な施策について、どういう広告で・どういう打ち方でなど、EBISU GROWTHは具体性が高かったんです。そういう点を総合的に判断すると、やはり本気度が一番高かったように感じました。
加えて、私たちがこうしたいとお伝えしたこと以上のプラスアルファも返してくれました。例えば、将来的にはカートシステムも入れ替えた方がいいですよとか、物流面についても、こんな物流体制にした方がいいですよというような提案もありました。こちらのやりたいこと以上に、売上10億円を達成するためのアプローチを多角的な視点で提案してくれたことも決め手の一つでした。
─カートシステムについては、EBISUMARTへの切り替えを前提にしなかった点も評価されたと伺っています。
森川様:
「現状の体制でこれをやればここまで行きます。でもさらに伸ばすならば、例えばカートシステムを入れ替えなければ難しいです」というような、あくまでも当社のプロセスやロードマップに沿った形で提案していただきました。やはり乗り換えとなると非常に工数もコストもかかりますから、無理に「入れ替えが必要だ」といった提案がなかったことも安心してお任せできたポイントです。
短期間でWebマーケティングを全方位展開。広告ROASは80%から220%へ
─実際に支援が始まってから、どのような変化がありましたか。
森川様:
やはり守備範囲が広いなと感じました。Web広告の出稿だけでなく、コンテンツSEOやUI/UX、モール運営などいろいろご提案・ご支援をいただいたことで、広告のROASも80%から220%へ改善しました。
これまでWeb広告はInstagramのみに限定されていましたが、他の媒体にも一気に広げることができました。
特に注力したSEOは、現在でもコンテンツSEOによるセッション数が非常に高い水準を維持しています。ゼロからのスタートではありましたが、短期間で集中的に良質なコンテンツを充実させることができました。
─広告ROASが80%から220%に改善した要因はどこにあると思いますか。
森川様:
毎月PDCAをしっかりと回したことが大きいと思います。
キャンペーンごと、媒体ごとにROASを分析し、良かった点と悪かった点をきちんと整理してもらっています。Web広告の実運用をしている広告運用会社と当社だけではなく、EBISU GROWTHも含めた3社間でチームのレベルを上げていくことができました。
EBISU GROWTHの担当者もWeb広告についての知見があるので、より良くするための提言をくれるのはありがたいです。そのおかげでクリエイティブも媒体も、少しずつ改善されています。
EBISU GROWTHがフロントに立ってくれるから、意図がズレない
─複数の専門会社が関わる体制について、どのように感じていますか。
森川様:
「すべて自社でやります」というよりも、「得意な企業と連携します」という座組みだったからこそ、逆に信頼感がありましたね。食品業界でいう卸売業と一緒で、フロントに立ってくれることで全体のやり取りが効率化されました。フロントの担当者が当社のことをよく理解してくれて、当社のやりたいことや考えそうなことをある程度分かってくれているからこそ、他の専門会社とのやり取りの中でも、あまり当社の意図とズレないように調整してくれました。
支援会社さんによって、それぞれ得意不得意があると認識しています。そういう意味では、特定の領域に特化したプロを組み合わせることで相乗効果が生まれ、全体のクオリティは飛躍的に高まります。「こんな取り組みを今こちらでしてるから、それをそちらの広告でも生かしていきませんか」のような橋渡しをEBISU GROWTHに担ってもらっています。
スキルアップも伴走。目指すのは「最終的に自社で走れる姿」
─EC担当者として、ご自身のスキルアップという面での変化はいかがですか。
森川様:
EBISU GROWTHの担当者は分からないことも丁寧に教えてくれるので、Webマーケティングへの理解が深まりました。当社のメンバーに対しても私自身が仕組みや売上の上げ方を教えられるようになりました。
毎月の定例会議では、メルマガやキャンペーンの結果に対して細かなフィードバックをいただいています。「どのメルマガの反応が良かったか」といった成果を共有すると、即座に次回の施策に反映してくださいます。
EBISU GROWTHの担当者は、「最終的にはすべて自社で運用できるようになるのが理想です」と言ってくれます。当社のメンバーがスキルアップし、なるべくWebマーケティングを自社運用できれば利益にもつながります。そういう姿を目指していきましょうというスタンスでいてくれるというのも、信頼感につながっています。
─EC事業の拡大が、社内にどのような変化をもたらしていますか。
森川様:
ECの拡大により、以前にも増して多くのお客様の声が届くようになりました。現在、累計レビュー数は約3,000件、5点満点中、平均4.8点という高い評価をいただいています。当社では、お客様の声を全スタッフへ共有しています。製造現場の職人たちにもお客様の声を届けることで、働くモチベーションにもなっています。
改善につながるようなお声もいただけますので、より良い商品開発とサービス提供の参考にしています。やはりお客様との接点が増えてくることが、会社の資産になっています。
─EBISU GROWTHはどのような企業に適していると感じますか。
森川様:
EBISU GROWTHは、ECの立ち上げから全方位で支えてくれる心強い存在です。しかし、真に成果を出すためには、支援を受ける側にも「明確な目標」と、「自分たちも当事者として動く覚悟」が求められます。単に「グロースさせたい」と願うだけでなく、具体的な目標を掲げ、同じ熱量で挑戦する。そうすることで、事業理解が深まり、提案の解像度も上がります。耳の痛い指摘をもらうこともありますが、真剣に一緒に取り組みたい企業様に向いているサービスだと思います。
今後の展望 「この世の中にうれしい気持ちを3倍に」
─今後のEC事業の展望を教えてください。
森川様:
今年はまず、売上3億円に着地したいと考えています。そこからさらに3倍の目標10億円を目指していきます。そのために、実店舗とオンラインをつなぐOMOにも着手していきたいです。
当社のオンラインショップの売上が拡大すると、それだけギフトの回数が増えていくと考えています。贈ってうれしい・贈られてうれしいという、“うれしいの数”が3倍になる。それにすごくやりがいを感じます。ただ物を売るのではなく、その様な思いで売上10億円に到達できれば、大きな達成感があるだろうなと日々感じています。
ここまでの成果には手応えを感じていますが、10億円という壁を越えるためには、さらなる改善の積み上げが不可欠です。そのためにEBISU GROWTHには多くの提案を期待しています。
中島大祥堂様
お忙しい中、ありがとうございました。
(取材日:2026年3月)
PROFILE
会社名:株式会社中島大祥堂
本社:大阪府八尾市
SITE PROFILE
サイト名:中島大祥堂オンラインショップ
https://www.nakajimataishodo-shop.jp/
EBISU GROWTHでのご支援内容
・EC事業戦略伴走支援(PM支援、PL作成含む)
・EC実運用サポート/イベント企画/CRM/UIUX支援
・楽天、Amazon、Yahoo!運用代行
・広告企画/媒体選定/広告設定運用代行/PDCA
・バナー作成/クリエイティブ作成
・インフルエンサーキャスティング/PR代行
・MA/CRMツール、アプリ導入支援
・SEO対策支援(コンテンツSEO、外部対策)
・各種週次レポート/月次レポート/四半期レポート
EC支援サービス「EBISU GROWTH」について
EBISU GROWTHは、お客様の事業フェーズに合わせた柔軟な提案を行い、コマースの最適化を実現する伴走型のDX/EC支援サービス*です。BtoC/B問わずさまざまな業種業界を支援してきたプロフェッショナルが、課題の特定や戦略分析から、システム連携・構築、販促・マーケティング、グローバル化まで、ECの枠に“とらわれない”DX/ECの成長をご支援します。
*インターファクトリーが提供するサービス「EBISUMART」および「EBISUMART Lite」以外のECシステムを利用される事業者様も対象となります。






















